第5話

幸せとは?
124
2024/03/03 14:00
ピッピッピッ
規則正しく機械音が鳴り響く
それと共に
みんなの叫び声が聞こえた
あ______
もう____
き…聞こえ…ない
ごめんね…お兄ちゃん
及川徹
…はっ?
突然電話がかかってきた
そこから、言われたのだ
『及川あなたさんが、轢かれました』
多分こんなに不幸なことは無いだろう
多分…きっとあなたは、生きている
…俺は、何をすればいいのか分からなくなっていた
ただ、それとともに自分の終わりも見えてきてる気がしたのだ
それから、何日が経ったのだろうか
ずっと、地獄の真ん中に立っているような
そんな気持ちになった、そんな精神状態の俺は、部活も出来るわけなく
病院の中で、何日も何も食べずに、ずっと寝ずにあなたを眺めるしか無かった
俺が横にいても、あなたが
起きることなんて、ないけれど
及川徹
…絶対に、待ってる
独り言のように、泣きながら呟いた
その事は誰も耳にしていない
国見 英
…温かくなったな
季節は、もうすぐ5月
今、青葉城西高校バレー部は、部活動停止中だ
理由としては、俺の同級生…及川さんの妹及川あなたが、車に轢かれた
及川さんは、案の定精神が不安定らしいが
岩泉さんも、かなり不安だ
…最近教室の、居心地が何かと悪い
それは、みんながあなたの悪口を言っているから
みんな多分聞こえてないと思っているのだろう
俺はあいにくこうゆう時に限って嫌な情報が入ってくる…
俺に、できることも何も無い
…自分なら、こんな時に何をするのが正解と考える?
そんなことを、考えると放課後の知らせを教えるチャイムが学校に鳴り響いた
医者
及川さん…大丈夫ですか?
及川徹
あ、はい
お医者さんは俺を見ると必ずこの言葉をかけてくれる
まぁ、そうだろうな、妹が車に轢かれ、家では1人
心配はしてくるのは嬉しいけど、今は
早く、楽になりたい
お医者さんによると、起きる可能性はすごく低いし、起きても、記憶が無いと言われている
起きて欲しい…俺の事を、思い出を
覚えて欲しい…
自分の命にかけても…助かって欲しい
あなたが、あなたじゃなくなるのは嫌だ
けれど、あなたと過ごした時間を絶対に忘れない
約5日前まで笑っていた、妹がこんな姿になるなんて…
誰も思いもしなかっただろう
夢だと思いたい
夢じゃないと知った瞬間に現実は辛く、残酷なんだ
そう、思ってしまうほどにも
早く…あなたにあいたいのだ
花巻 貴大 (マッキー)
…なぁ、松
松川 一静(まっつん)
…なに?花
花巻 貴大 (マッキー)
どう思うよ…岩泉について
松川 一静(まっつん)
まぁ、
無理してる
そんなこと、一般人から、見てもわかる
ずっと、苦しそうな顔をして
はやく、、言えばいいのに…吐けばいいのに
なんで、俺らを頼ってくれないの?
今回はかなり短く、薄くしましたね話の内容
どうですかね??
まぁ、没ですこれは
だけど、乗せます
☆((
それではばいばーい!!

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