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第6話

晩酌(ジャック・スパロウ)
716
2025/01/04 16:00 更新
あなた
夜の海は静かね〜…

    夜、船の上で私は黒い海を眺めていた

     月が水面に反射してとてもきれい
 
あなた
もしサメが出てきたら…みんな大騒ぎするかしら?
        私はサメが好き

  でも、みんなはサメが好きかなんて知らない

       もしサメが出てきて
    あたふたしてるみんなを想像すると、 
   みんなには申し訳ないけど少しおもしろい


   まるで、小さい頃に読んだ童話に出てきた
      ワニを怖がる海賊みたい
あなた
……懐かしいわね…
   
     たしか…15歳くらいの男の子と
   1人の女の子、2人の男の子の3人兄弟で
    ネバーランド…?へ行ってたのよね


???
お〜い…あなたのカタカナでの自分の名前
     聞き覚えのある声が聞こえた

     なんだか酔っ払っているみたい
あなた
キャプテン…また飲んだんですの?
あなた
はぁ……いつも飲みすぎないでって言ってるのに…
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
酒を飲まなきゃやってられねぇんだろ?
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
あと、俺のことはジャックと呼べと言ってるだろう
あなた
呼びませんわ
キャプテンと船員、ただそれだけなので
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
それだけ…ねぇ…?
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
まあいい、今夜はお前も飲めよ
あなた
はぁ?飲みませんわ
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
そんなこと言うなよぉ
ほら行くぞ
あなた
ちょっとキャプテン…!!

     キャプテンは私の肩を抱いて
      キッチンへと連れて行った


   キャプテンの酒癖の悪さにはいつも呆れる





         キッチンにて
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
ほらお前も飲め飲め〜!
       グラスにお酒が注がれる
あなた
まったく…全然話を聞かないんだから
あなた
もう……はいはい、飲みますわ
    なんだか一段と楽しそうなキャプテン
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
そうだそうだ、今日は飲み明かすぞぉ!
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
んじゃ、



ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
静かな黒い海に…
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
乾杯
あなた
乾杯…

ジャックはグラスに注いだお酒を一気に飲み干した

       負けじと私も飲み干す

     1時間近く私達がお酒を飲んだ頃


   私は所謂ザルというもので、お酒が強い

    ジャックに関してはすごいスピードで
  お酒を飲んでいるのでだいぶ酔ってきている
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
お前って酒弱くないのか?
あなた
そこらの可愛い子ちゃんと比べないでくださいます?
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
ははっ、すまないねぇ
ずいぶんお子様に見えたもので
あなた
お子様…?

        なんだかイラっときた
あなた
酔いつぶれるまでお酒を飲んだりして
限度を考えられないあなたの方こそ
お子様じゃなくって?
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
はっ、言ってくれるじゃねぇか
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
この前行った港の酒場で「ガキはくんな」って言われたのはどこのどいつだったかなぁ?
     ニヤニヤした顔でこちらを見る
あなた
ぐっ……
あなた
あ…あれはあの男の目が腐ってただけですわ!
あなた
エリザベスより背が低いだけで
子供と勘違いされたんですもの
あなた
それに、あなたこそ毎日のように
バルボッサと揉めているでしょう
あなた
そんな人が、本当に船長なのでしょうか?
あなた
まるで子供みたいですわね?
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
あぁ…?
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
お前、この俺を怒らせてしまったようだな…?
あなた
へっ、いや、待ってくださいキャプテン…
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
待たない。お前が俺を怒らせたんだ
      まずい…怒らせてしまった…

      とにかく逃げなきゃ……!!




    私は扉の方へ向かい、扉の外へ出た











       とりあえず外へ出たが、
     もちろん逃げる場所なんてない





   ひとまず…あの柱の後ろへ隠れなくちゃ



※こんな感じの柱です







    どうしよう…見つかるのも時間の問題…


いっそ自分からジャックのところへ行って謝る…?

     それで許してくれるだろうか…?


      まずいまずい…どうしよう…
???
隠れんぼは楽しいかい?あなたのカタカナでの自分の名前ちゃん?
     今1番聞きたくない人の声がする
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
あなたのカタカナでの自分の名前は隠れるのが下手だな〜?
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
こんなとこすぐバレるっつーの
あなた
……
  もう目の前にいる。謝って穏便に終わらそう
あなた
キャプテン…あの
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
さて…
     キャプテンが私の言葉を遮った







ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
覚悟はできてるんだろうなぁ?あなたのカタカナでの自分の名前
   キャプテンと私の距離がさらに近くなる


      エリザベスが言っていた、
     壁ドン?というやつなのだろうか



   あんまりにも距離が近くて顔が熱くなる
あなた
キャ、キャプテン…待って…離れてください……
       つい顔を背けてしまう
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
おい、こっちを向け
 顎を引かれ、ジャックの方へ顔を向けさせられる
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
ふっ、あなたのカタカナでの自分の名前の顔がリンゴみたいに赤いのが暗くてもわかる
あなた
キャプテン、操縦士に見られてしまいますわ…
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
それもそうだな
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
でも、それは"お前が騒げば"の話だ
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
静かにしていれば見つかることはない
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
で、本題だが…


ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
俺を怒らせた罪で、ずっとこのままでいる
あなた
は、はぁ…!?
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
あ、そういえば…
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
もうちょっとで唇が触れそうな距離だなぁ?
あなた
え、ま、待ってください!キャプテン!
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
シーッ…騒いでいいのか?
あなた
ッッ……
あなた
キャプテン…どうか…離れてください…
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
はぁ……
     キャプテンが深いため息を吐く
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
あなたのカタカナでの自分の名前、何度言えばわかるんだ
"キャプテン"じゃなくて、ジャックと呼べと言っているだろう
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
丁度いい、名前を呼ぶまでこのままでいる
あなた
えぇ…!?
      何が丁度いいんだか…!!

      でも…もう言うしかない…
あなた
………ジャ…
あなた
………ジャ…ック
あなた
やめて…ください……
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
……ははっ
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
よく言えたな〜?
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
いい子だ
       そう言い、私から離れ、 
      ついでに私の頭を撫でた
あなた
もう………

       また熱い自分の顔を仰ぐ
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
次からも"キャプテンじゃなくて"
ちゃんと"ジャック"って呼べよ?
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
じゃないと…また同じことをするからな?
     そう言い、妖しく笑みを浮かべる

  月明かりのせいか、いつもよりも笑みが似合う
あなた
…わかりましたわ、ジャック……



ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
じゃ、酒もっとを飲みに行くぞ
あなた
え、まだ飲むんですの…?
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
当たり前だろ?
    この人(知ってたけど)尋常じゃない……




          数十分後

 さすがに飲みすぎたのか、少し眠くなってきた
あなた
……眠い…
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
俺も眠くなってきた…
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
そろそろ寝るか…
  すると、徐ろに私の手を取り、キスを落とした
あなた
え……
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
では、おやすみなさい
海のお姫様
    そう言い、自分の部屋へ戻って行った
あなた
ッッッッ…!!!
あなた
ずるい…!!
あなた
ずるいずるい…!!!
あなた
ずるすぎますわ…!!!!


  ベッドに入っても、今日あったことを思い出して
      なかなか寝付けなかった
あなた
さっきの眠気はどこ行ったのよ…!!



           次の日
あなた
…………
  なかなか眠れず、目の下に隈ができてしまった
ウィル・ターナー
ウィル・ターナー
あなたのカタカナでの自分の名前、昨日ちゃんと寝れたか?
ひどい隈ができてるぞ?
あなた
ああ……大丈夫よ……
ジャック・スパロウ
ジャック・スパロウ
ん?もしかして…昨日の夜のこと、思い出したのか?
ウィル・ターナー
ウィル・ターナー
は…!?
ヘクター・バルボッサ
ヘクター・バルボッサ
お前……昨日の夜何したんだ
あなた
ちょっと!?勘違いさせる言い方しないでくださる!?

   結局ちょっとした騒ぎになってしまった
涼風
涼風
この話が夜が舞台なだけあって
こんな深夜に投稿してみた(えへへ)
涼風
涼風
パイレーツいいよねぇ……
涼風
涼風
またね!

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