第77話

31話
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2025/08/18 10:00 更新


side 松田

















遡ること数時間前



















友人
うぅ、、、来てくれたのか、(涙)
松田陣平
、、、何があったんだ、お前。
萩原研二
久々に連絡したら、急に酒奢るから話聞いてくれって言うから来たのによ、、、どうしたんだ?
松田陣平
、、、おい待て、10分前に着いたっつってたのにもう既に1本開けたのか?
友人
うわぁぁぁん、、、
萩原研二
、、、まぁ、タダ酒のために話聞いてやるよ。




、、、なんでこんなことになったんだ。








先ほど、萩の携帯にこの男からのメッセージが届いた。俺らも今神奈川居ると伝えると、居酒屋に来い、酒奢ってやるから話聞いくれと電話で泣き縋んで来たのだ。






その男というのは俺らの高校の時のクラスメイト。確か、、、西村だっけか。









高校以来会ってねぇっつーのに、なんで急に、、、






友人
実は、、、彼女に振られたんだよ、
松田陣平
、、、はぁ?そんなしょぼいことで俺らを呼んだのか?ふざけんなよ。
萩原研二
西村ちゃんが振られるなんていつものことだろ。なんで今日はそんな大袈裟なんだ?




、、、いつものことって、




友人
今回はいつもと違うんだ、、、彼女と友達を同時に失ったんだよ、、、
松田陣平
っ、!




思わず箸で掴んだホルモンを落としそうになっちまった。




萩原研二
あー、、、そういや、元々友達なんだっけ?
松田陣平
、、、そんな奴高校にいたか?
友人
あぁ、、、できることなら時間を巻き戻したいよ、、、
松田陣平
、、、ったく、もっと慎重に考えてから付き合えよな。
友人
お前らにはわかんねぇよ、、、付き合った頃は結婚までしたいと思ってたんだ、、、
松田陣平
っ、、、




、、、くそ、なんで自分の事じゃねぇのにこんな、




萩原研二
おいおい、俺らまだ30にもなってねぇんだぜ?
友人
友達の期間が長かったこともあって、お互いについてよく知ってるしノリも合うから、、、本当に長く続くと思ってたんだ、、、
松田陣平
、、、
友人
でも実際に付き合ってみたら、、、友達だった時とは全然違ったんだよ!
萩原研二
ちょ、泣きやめって、
友人
俺を見るあいつの目がどんどん変わっていって、、、はぁ、マジでトラウマになりそう。
松田陣平
、、、友達に戻ればいいんじゃねぇの?
萩原研二
いやぁ、、、それは無理だな。付き合う直前ならまだしも、やる事やってまた友達には戻れないんじゃね?
友人
そうなんだよ、、、別れたらもうただの別人だろ、、、?
松田陣平
、、、ちょっと離れて、また再会すれば、、
萩原研二
だから無理だってば。









、、、はぁ、俺だって今気分よくねぇんだよ。




結局、俺が昨日からあなたに送ってきたメールは1回も既読にならなかった。









、、、もしあいつも、俺の事そんな風に思ってたら、

























萩原研二
___い!おい陣平ちゃん!





___なんだ。誰かが俺を揺らして、、、





松田陣平
、、、ん、
萩原研二
大丈夫か?
松田陣平
、、、あぁ、
萩原研二
振られたのは西村ちゃんなのに、なんでお前まで潰れてんだよ。
松田陣平
、、、
萩原研二
明日東京戻るのに、、、はぁ、今からコンビニで二日酔いに効く栄養ドリンク買ってくるから、ちょっと待ってろ。
松田陣平
、、、、、、家、





___あなた、







松田陣平
、、、帰らねぇと、






そのまま俺は店を出た。
















5分後





萩原研二
あれ、陣平ちゃん!?どこ!?

















松田陣平
、、、、、、、、、
(なまえ)
あなた
くか〜、、、




、、、無防備だな。そんな面で寝るなんて。









スッとベッドの横に座り込んで、彼女の顔を覗いた。





松田陣平
、、、俺はお前と離れたくない。そんなリスクを負うくらいなら、最初から始めねぇ方がマシだ。
(なまえ)
あなた
んー、、、くかぁ〜、、、
松田陣平
、、、ふっ、寝息うるせぇな。






、、、俺も少し仮眠取るか。少しは酔い覚めるかもしれねぇ。








___でもまさか、さらに酔いが回るなんて思いもしなかった。





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