第16話

13話 打ち合いとアイカツステップ
18
2026/02/20 10:00 更新
私と渚は校庭の真ん中に立つ。それをみんなが見守る。



渚(さすがに手加減はしないとね…)


うーん、どうやったらいいんだろう?←ノープラン


みんなの打ち合いの様子を思い出して、考えていると



待って、そういえばあの動きDu Du-Wa DO IT!!のダンスに似てるかも!?


もしかして、大空先輩も打ち合いをしてたのかな?


だったら、私も全力でついてかないと




殺せんせー「お二人とも準備はよろしいですね?では、始め!」


その瞬間、渚の姿が消えた。


アクア(早すぎる、あっという間にあなたの背後に)


渚「ごめんね、あなたさん」


そう言い渚は後ろからナイフを当てようとすると、


渚「えっ!?」


私は渚の懐へくるりと回り込んだのだ。



『……うん、やっぱり似てる!私の大好きな『Du-Du-Wa DO-IT!!』、あのサビ前のターンの重心移動だ!』


殺せんせー「ヌフフフ!なんと、暗殺の歩法をアイドルのステップで回避しましたか!」




アクア(バカな……あの至近距離で、思考を『ダンス』に切り替えて回避したというのか?)



渚「あはは……(名前)さんには、僕の殺気も『演出』に見えてるんだ。これは一本取られたな……!」


E組のみんなから驚きの目で見られる。


『渚のステップかっこよかった!私もあれやりたい✨』


渚「かっこよかった……って僕が!?///」

渚は顔を赤くしてそう言う。


業「渚くん、よかったねー。いつもみんなからかわいいって言われてるから」




こうして暗殺体育は幕を閉じた。




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三日後


あれから扉は現れず、私とアクアはE組の校舎で寝泊まりしていた。


三日もあれば、みんなと打ち解けてきたのであった。




莉桜「ねぇ、あなたって本当に中3なの?」


『だから、本当にみんなと同い年だってば!』


これ聞くの何回目?と付け足して私は頬を膨らませる。


業「だって、行動が幼稚っていうかさ昨日だって、『特訓だ!』とか言って一人で裏山の崖を素手で登り始めたでしょ? いくらバカな小学生でもやらないでしょ」

業は、あきれたように肩をすくめて笑います。


『それはアイカツでは常識なんだから! 崖を登れば、新しい自分に出会えるんだよ!』

全力で反論するあなたの横で、アクアが静かに補足します。

アクア「……悪いな、赤羽。こいつのいた世界では、それがアイドルとしての『正解』らしい。止めようとしたが、気づいたら頂上まで行ってた。」


渚「あなたさん、本当にアイドル……なんだよね?」


渚の引き気味な視線に、クラス中が「アイドルとは何か」を真剣に悩み始めた。


カエデ「アクアさんは本当に私たちの一個年上なんですか?なんか大人ぽくてもう大学生くらいかなって」


業「……精神年齢の話なら、40歳か50歳くらいのおじさんなんじゃない?」


ニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべる業。アクアはピクリと眉を動かしたが、冷淡な視線を返すだけで特に否定はしなかった。


アクア「……あいにく、老け顔な自覚はない。環境が人を大人にさせるだけだ。お前らだって、命のやり取りを日常にしていれば嫌でもこうなるだろ」


淡々と答えるアクアに、女子陣からは「重い……」「説得力がすごすぎる」と溜め息が漏れる。


そんな中、私はクラスの様子に目がいった。ここ数日ずっと思い詰めた表情で勉強をしている生徒が多いのだ。


『みんななんだか苦しそう』


渚「それはね、僕たちみんなもうすぐ受験なんだよね」


『受験!?私はつい一週間前に中3になったばっかりだよ!?』


私は驚く。


アクア「やっぱり、違うセカイだし時間のズレがあるのか」


『それにそっか。スターライト学園は中高一貫だからか、そんな雰囲気なかったな』


私に何かできることないかな。
受験と殺せんせーのことと闘うみんなを元気づけられないかなと考える。


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《今日のアイカツ!格言》


あなた『暗殺体育だって、ダンスレッスン!』






















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