前の話
一覧へ
次の話

第19話

MIRROR
92
2025/06/21 12:00 更新


翌日。



例の爆弾犯の事件と、連続殺人の件で
県警は忙しなく動き続けている。









そんな中、私はパソコンと睨めっこ。


大和警部もパソコンと睨めっこ中。






私と大和警部の間に鏡でもあるんじゃないかと
思うほど、格好も目線も同じだった。





…少し、笑える。

大和敢助
あなたの名字、分かりそうか?
(なまえ)
あなた
いえ…全く…
大和敢助
だよなー…こういうのは
俺じゃなくて高明がやるべきだろ…
(なまえ)
あなた
まぁ仕方ないですよ…
犯人が危険物を持っている可能性が
出てきちゃったんですから…


諸伏警部と大和警部を比べたら、
万一、発砲されたときに動けるのは諸伏警部だ。


まぁ、銃の腕前はそこまで差はないらしいから
諸伏警部は身軽さで選ばれたんだろう。





私も、選べと言われたら諸伏警部な気がする。





あの人、ガチな時って目が怖いもん。

まぁ…あの時に爆処の方から連絡が来たら
普通の優しい目に戻ったんだけど。










大和警部は連続殺人の共通点と、
犯人の特徴探しをしていた。


私は新たに予告された爆弾犯の暗号を解いていた。








どちらも、進展なし。


でも、私は物申したい。





私はここにきてまだ1ヶ月半。
the新人なわけで…

警察学校での学科の成績は普通、
実技の成績も普通。







これぞ、ノーマル刑事。

そんなやつが暗号を解けるわけがない…






諸伏警部め…恨みますよ、、、


(なまえ)
あなた
大和警部、何か飲みますか?
大和敢助
あーじゃコーヒー。
悪いな
(なまえ)
あなた
いえいえ!



長時間座っていただけあって、
立ち上がったとき、背骨と腰が嫌な音が
鳴った気がする。



とはいえ、警察官だからそれなりの
体力もあるし、筋力もある。








何ともなく済んでるのは若さのおかげかな。


(なまえ)
あなた
はい、コーヒーです。
ブラックでしたよね…
大和敢助
あぁ、ありがとう。
あなたの名字は紅茶か?
(なまえ)
あなた
アールグレイです。
母の実家からよく送られてくるんですよ…
大和敢助
へぇ〜仲良いんだな。
(なまえ)
あなた
そうですね…笑



嘘ではない。



でも、どういう対応をしたらいいか毎度悩む。






お姉ちゃん、と呼べるほどの仲じゃないし
年賀状を毎年送るだけのちょっと知った他人くらいの
認識でいる。


というか、母に年離れた妹がいたなんて
ここ3年くらいで知った。






たぶん一生関わらないだろう。

それくらい、あの人のことはよくわかっていない。
大和敢助
つか、もう昼だぞ?
アイツら、戻ってくるの遅くねぇか?
(なまえ)
あなた
確かに…会議って、長くて
1時間半くらいですもんね…
大和敢助
…あ、メール来てた。




大和警部、自問自答タイプなんだ…



ということはさておき、
メールの内容が気になってパソコンとの
睨めっこ対決は一度休戦した。


諸伏高明
「 士、別れて三日、
  即ち刮目して相待つべし 」
大和敢助
…また三国志かよ.…
(なまえ)
あなた
優れたものはわずかな時間で
大きく成長するから、
対峙した時にはよく観察しておくべき…
(なまえ)
あなた
で、合ってます?
大和敢助
何でお前は分かるんだよ(((














歯車は、どんなに古くても、錆びていても、
完全に動かなくなることはない。



もしかしたら、
もう回り始めていたかも知れない
時計の針。







(なまえ)
あなた
…そうだったのか。





真実は、時に人の心を過剰に欠けさせる。



それを、強く、痛く実感した。


月乃
長編にしようかと思ってたんですけど、
短編でも終わらせられることに
気づいちゃいまして、、、
月乃
皆様的に、どっちが好きですか?
月乃
長編だと、夢主ちゃんの過去を
深く掘り下げられるんです。
月乃
短編でも、過去は触れますし、
十分伝わると思います。
(ここは私の技量ですね…)
 

アンケート

どちらがいいでしょう?
短編(40話以内…?)
25%
長編(50話超え…?)
75%
投票数: 20票
月乃
長編は、下手したら今年度中に
終わらないかもです((
月乃
アンケートのご協力、
よろしくお願いします!

プリ小説オーディオドラマ