第48話

高熱_3(大夢)
987
2025/04/28 12:00 更新


あの状態からどうやってその力が湧いてくるのか、もはや意味がわからないけれど、あなたの名前は最後までステージに立ち続けた。

(なまえ)
あなた
今日はありがとうございました。
こんなに素敵な景色が見られて、本当に幸せです。
これからも私と一緒に歩んでいきましょう。
???
???
わぁぁぁぁーーーーー!!!


そして…
最後の挨拶、そしてダブルアンコールまで終えた後、ステージから降りた瞬間、電池が切れたように倒れた。


無理をし過ぎたせいか、なかなか熱が下がらなかったみたいだけれど、
今朝、ようやく回復したと連絡があり、明日からは練習にも参加できるらしい…!


元気になったあなたの名前に早速会いに行こうと、同い年のメンバーみんなで家に行くことにした。










尾崎 匠海
尾崎 匠海
あなたの名前ー!
後藤 威尊
後藤 威尊
会いたかったぜー!
(なまえ)
あなた
わー、みんな来てくれてありがとう!
私も会いたかったよ〜!
髙塚 大夢
髙塚 大夢
もう1週間くらい会ってなかったよね?
藤牧 京介
藤牧 京介
ツアー中にこんなに会わないことないから、めっちゃ変な感じだったわ。


久しぶりに見るあなたの名前は、なんだかちょっと痩せたように見えるけれど、すっかり顔色も明るくなって安心した。

最後に見たあなたの名前は、もう死んじゃうんじゃないかっていうくらい、フラフラでボロボロだったからなぁ…。


ワイワイと話しながら、リビングの床やソファにみんなで座る。

尾崎 匠海
尾崎 匠海
ほんまに、回復してくれて良かったわ。
(なまえ)
あなた
えへへ…ご心配をおかけしました…。
藤牧 京介
藤牧 京介
えへへ…じゃないから。まじで。
後藤 威尊
後藤 威尊
そうやで。あんな状態で無理してたあなたの名前にはお説教が必要やからな。
…ほら、大夢、言ってやんな!
髙塚 大夢
髙塚 大夢
えっ、あ、俺?


ウンウン…とみんなの話を聞いていたら、威尊にいきなり話を振られて驚く。

尾崎 匠海
尾崎 匠海
そうや、お説教せな。
藤牧 京介
藤牧 京介
言ったれ、言ったれ。


匠海や京介まで悪ノリを始め、あなたの名前はあなたの名前で背筋をピッと伸ばして座り、俺のほうを真剣な眼差しで見つめてくる。


…俺、お説教とか苦手なんだけどな…。

髙塚 大夢
髙塚 大夢
…おいっ、あなたの名前!
(なまえ)
あなた
…はい!
髙塚 大夢
髙塚 大夢
あんな…無理ばっかりして、ダメだろっ!
(なまえ)
あなた
はいっ。
髙塚 大夢
髙塚 大夢
体調が悪いときはすぐに周りに言いなさいっ!
(なまえ)
あなた
はいっ、すみません!
髙塚 大夢
髙塚 大夢
本当に…心配したんだからなっ!
(なまえ)
あなた
うっ、すみませんでした!
髙塚 大夢
髙塚 大夢
…分かればよろしい!


…一瞬の沈黙。

藤牧 京介
藤牧 京介
…ぷっ、
後藤 威尊
後藤 威尊
大夢、お説教するん下手すぎやろ〜。
髙塚 大夢
髙塚 大夢
えー、だって俺、苦手なんだもん…。
(なまえ)
あなた
…ははっ、


さっきまで真剣な顔で返事をしていたあなたの名前まで笑い出している。

藤牧 京介
藤牧 京介
お前は笑ってる場合じゃないからな?
(なまえ)
あなた
はいっ、すみません。
尾崎 匠海
尾崎 匠海
まあまあまあ、どうせ明日になったら柾哉くんとか西くんとかにまたお説教されるから。
今日はこの辺りで、な?
(なまえ)
あなた
うぅ…怖いな…。


案の定、翌日の練習で、リーダーの柾哉くん、そして最年長の兄貴である西くんから、あなたの名前がしっかり叱られていたのはまた別の話…。




Fin.





***********


お待たせしました。

大夢メインで
・高熱の中、ライブを頑張る
・隠そうとしたけれどメンバーは気づいてサポート
・舞台裏に捌ける
というリクエストでした。

できるだけ忠実に!と思いましたが
ご希望通りの内容になったでしょうか…。

リクエストありがとうございました。



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