まあなんとか基本的な魔法は学べた。
え?
思い返してみよう…
うーーん、そもそも感情的になったことがあんまりないな。
いや、ないかも。
たしかに、、、感情的になったことないとか自分で言うのもあれだけど、すごくない?w
でも…なんか…少しだけ心の隅で何かが引っかかってるなぁ…なんだろなぁ…思い出せない。
眠い…眠すぎる…
私はパジャマを持ってお風呂に入った。
〜お風呂終了〜
いやなんか目覚めたからオッパが何故か持ってた私のトレーナーを着て急いで部屋に行った。
いや、オッパめちゃ動揺してたな。
なんで?←
また睡魔が襲ってきたのでねーよおっと。
おやすみ世界((
〜夢〜
あれ…ここって、孤児院…?
視界が少しぼやけてる。
え、、、?!
あれ、私の、、、オンマ…?
私のオンマと思われる女性は、泣きながら去っていった。
幼い私は泣いている。
けど…こんなの覚えてない…
私は、いつから孤児院にいたのだろう?
すると、私の頭がなぜか、オンマを引き止めなくてはと思った。
でも、どんなに声を張り上げても、どんなに走っても、オンマはどんどん遠くへと行ってしまった。
涙が目から溢れた。
頭がガンガンして痛い…
目もとても痛い。
遠くで誰かが呼んでる…だめ……まだオンマの影が見える……間に合うかもしれない……
はっっ、、、、
目を開けると、目の前にオッパ達が心配そうな顔で覗いていた。
目が痛い……頭も痛い…
う、、、痛すぎる…
あまりの痛さに、私は意識を手放した____________
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!