帰宅し、家族と今後のことを相談する
あなたの下の名前「ねぇ、お母さん、」
母「どうした?」
あなたの下の名前「その…これからのこと、相談したくて、」
母「…そう、座りな?」
あなたの下の名前「今日ね、病院行ってきたの」
母「あれ、今日病院の日だったっけ?」
あなたの下の名前「ううん、最近しんどいことが増えてね?」
「なんか、いろいろ怖くなっちゃって…相談に行ってたの」
母「そう、体は?大丈夫なのね?」
あなたの下の名前「まぁ、うん、」
「あ、その相談なんだけど、先生が生活形態をできるところから変えてみたら?って」
「本当は今の生活のままでいきたいよ」
「でもさすがに難しいこともあるから考えてもいいかな、って」
母「うん、あなたの下の名前がそう言うなら反対はしない」
「あと、相談してくれてありがとうね」
「手伝えることあったらちゃんと言ってほしいし、お母さんはあなたの下の名前の味方だからね」
あなたの下の名前「うん、ありがとう」
「それで…理由つけてサークル、休もうかなって、」
「休むって言ったって、もう、みんなと踊れないだろうし、いずれはやめることになると思うけど…」
「でもやっぱり、やめられないの…みんなのことが、ダンスが大好きだから…」
「…でもいつかは、できなくなっちゃう、やめないといけなくなっちゃう…大好きなのに…」
母「……」
あなたの下の名前「やめるって言ったら、みんなきっと止めてくれるよね、笑」
「とめられたって、変わらないのにね」
「だったら、理由つけて休むって言えば分かってもらおうって」
母「…あなたの下の名前が頑張って考えた答えなのよね、」
「後悔、しない?」
あなたの下の名前「…うん、自分で決めたことだから、」
母「そう、ならいいんじゃない?」
「けど、曖昧にしちゃだめよ、ちゃんと話しなさいね」
あなたの下の名前「うん、わかった」
「ありがとう、お母さん、」
正直、怖かった
何を言っても、分かってくれる、寄り添ってくれる
そんなお母さんだって分かってたけど、自分の今と向き合ってるって感じるのが
怖かった
『後悔しない?』
そう聞いてくれたから、
どんなに無理でも、正当化しなきゃいけない、自分のためにも
そう思えた












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!