ないこside
助けてくれた"誰か"のおかげで
首を絞める力が少し弱くなった気がした 。
ドカッッ
俺は義父のお腹を蹴り上げて
すぐに義父から離れた。
よかった…何とか逃げられた
早くifにいのところに行かなきゃ…
ふらっ
なんかフラフラする…
せっかく、助けてもらったのに…
このまま死んじゃうのかな ___ ?
誰か…助けて、、、
この話し方…もしかして母さん ?
パタッ
俺はそのまま意識を失ってしまった ___
タッタッタッ
あ、もう息が苦しくない…
さっき ゆっくり呼吸したおかげだな
助けて貰ってよかった…
な、なんで先生が…
てっきり母さんかと…
先生は俺を姫抱きして走りながらそう言った
俺のこと"ないこ"呼びだし
ifにいのことは"ifくん"呼びだし…
もう何がどうなってんの !?
…っていうか、俺なんで先生に姫抱きされてんの?
恥ずすぎるでしょ …///
まぁいいか((
とにかく…
ピッ ピッ ピッ
病室の扉を開けると、
体に沢山の管を付けられたifにいがいた…
電子音がカウントダウンのように俺を動揺させる
つい、思っていることが漏れてしまった
でもどうしても動揺してしまう
落ち着かなきゃ…
身体のこと…か
きっといい知らせはないのだろう。
ifにいの今の状況を見れば分かる
乱れた呼吸、身の回りの医療器具、先生の表情
何を見ても安心なんてできる物がないのだから…
今は…ifにいを安心させてあげたい
たとえ、俺の声が届かないとしても…
ガラッ
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『胃がんについて』
・ステージ1
生存率 90%
・ステージ2
生存率80%
・ステージ3
生存率50%
・ステージ4
生存率6%
▶平均余命は約8ヶ月
⬆の生存率は「5年生存率」です
※5年生存率は治療後 5年後 に
生存している人の割合です
















![推しとずっとこのままがいい [いれいす]](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-assets/static-images/novel-cover/cool/illustration-voice-v1.jpg)


編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!