昼休み
みっくん言ったんだ
気づいたら2人とも声が大きくなっていた
えいちゃんなんでこっちみてるの?
エイジはあなたの机に向かって歩き出す
ちょなんでこっち来るの?
なぜかえいちゃんは怒った顔をしている
なんでそんなこと聞くの?
そしてまた萌恵の所へ戻って言った
えいちゃんが私に嫉妬してくれたら
どれだけ嬉しいか
放課後
みっくん焦らずに自分の気持ち伝えられるかな
頑張れ、みっくん
とりあえず下駄箱で待ってよ
この下駄箱も懐かしいな
ここで何十回もえいちゃんに告白した
前までは「篠田」呼びだったくせに
あっめちゃ一緒に帰りたい
彼女がいなかったら
きっと私は
彼の大きくて暖かい
背中に抱きついてただろうな
この気持ちが消えることは無い
作者▶アバンティーズー妄想(Musicvideo)完全に鬼リピしてます。小説書きながら聞いてます、4人の歌声やっぱ最高ですわ。
あっ聞きたいんですけど、CDみなさん買えました?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。