そういえばさっきすれ違ったおばあちゃん、目が綺麗な赤色だったのよ。
おばあちゃんだ。
なぜだか分からないけど私は、そう、感じた。
わたしの目はおばあちゃんのとこに行っちゃったんだ。
おばあちゃんはきっと困ってる。
返してもらわないと!!
目が見えないため探り探りでおばあちゃんの部屋を探す。
すると、聞き覚えのある声がした。
菜月ちゃん。🙂
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。