翌朝私は、廊下にあった鏡の前で顔をしかめていた
ドスンッ
いきなり大きい音がしたので、びっくりして振り返ると
斜め後ろにランダルが尻を着いて焦った顔で私のことを見つめていた
呼んじゃいけないのかと思い
私は必死に否定した。
納得のいっていないような顔をランダルがずっとしているので
とりあえず
話をそらすことにした。
ランダルが立ち上がって自分の部屋にゆっくり戻っていくのをしばらく見つめていた
ランダルがなにか言っていたのはわかったけど
何を言っているかまでは、声が小さすぎて聞こえなかった
私もしばしば立ち上がり
水を汲みにキッチンへ向かった
コップを探していたら、ニェンさんが後ろからコップをくれた。
耳を塞いで、目を細めながら落ち着いた声で注意された
心の中で言い訳をしながらも、ちゃんとコップを受け取った
そう言いながらニェンさんはシンクの方へ行って作業を始めた。
なんてことを思いながら、私もシンクの方へ水を汲みに近づいた
ニェンさんが何を作っているのかはは分からないけど
とてもいい匂いがした。
ニェンさんは細くなった目で私をしばらく見つめてから
と、意地が悪いにやけ顔でそう言った。
私が固まったのを見て笑いながら言ってきた
私は水を汲んでランダルの部屋へと歩き出した。
そんなことを考えながら廊下を歩いていると、、、部屋に着いていた
コンコン
ランダルは二度寝していた











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!