第37話

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425
2025/06/21 09:30 更新
もうすぐ夏休みが終わる夜。


あなたの下の名前は一人で出かけた。




─── 8月 ●●日

あなたの下の名前の住んでいる町の少し遠くでは
毎年この日に花火大会がある。

忍術学園に入ってから
まだ一度も来たことがなかった。





あなた
(結局、誰も誘えず一人で来るとはね〜笑)



誰か一人でも誘っておくんだった
と思いながら薄暗い空を見上げる。



会場にはすでにたくさんの人が集まっていた。




あなた
ん?あれは...?



見つけたふたりの方へ歩いていく。

あなた
雷蔵?三郎?
不破雷蔵
?)あなたの下の名前!
鉢屋三郎
あなたの下の名前じゃないか!久しぶり!
あなた
久しぶり ~~~ !2人も来てたんだ ッ!
不破雷蔵
うん、僕たちはほぼ毎年来てたんだ ッ
あなた
そうだったんだ !
あなた
私は全然来てなかったな〜


鉢屋三郎
あなたの下の名前も一緒に回る?
あなた
え ッ いいの?!(✨
不破雷蔵
うん (ニコッ
あなた
嬉しすぎるよ ~~~! ありがと ッ!♡
不破雷蔵
すごく元気だね(笑



───鉢屋三郎side


あなた
どうしたの?三郎
そんなにキョロキョロして〜
鉢屋三郎
いやぁ、りんご飴探してた
あなた
食べたいの?
鉢屋三郎
雷蔵がりんご飴好きでさ
あなたの下の名前も好きそうだし
不破雷蔵
さすが三郎!
あなた
ね ~~! 私もりんご飴好きだよ ッ
鉢屋三郎
やっぱりな〜!(笑

しばらく歩いていると
大きな「りんご飴」の字が見えてきた。

鉢屋三郎
お、あそこにりんご飴売ってるぞ!
あなた
なぬ ッ?!  食べたい ッ!
不破雷蔵
僕も食べたい!ナイス三郎!
鉢屋三郎
ふふん
あなた
よし!買おう!


鉢屋三郎
すみませーん、ぶどう飴1つください
不破雷蔵
僕はりんご飴で!
あなた
私もりんご飴お願いします!


それぞれ代金を屋台の人に渡す。


男性
はい、ありがとう( ニコッ
あなた
こちらこそッ!
男性
(手振




あなた
三郎ってぶどう飴派なんだ~~~
鉢屋三郎
あぁ(笑
不破雷蔵
いつも買ってるよね(笑
鉢屋三郎
りんご飴も好きだけど
ぶどう飴の方が好きなんだよな
あなた
へぇ~~~



人気の少ないところで
3人座り、りんご飴を食べる。


雑談しながら食べていると
すっかり暗くなっていた。


あなた
...そろそろかな?
不破雷蔵
そろそろじゃない?
不破雷蔵
ここって花火 綺麗に見えるんだよ!
あなた
ほんと?最高じゃ~~ん(笑



───ドンッッ!


あなた
あっ!


花火が上がった瞬間
あなたの下の名前はちょっと跳ねて
嬉しそうに空を見上げた。



その横顔を見て、ちょっと安心した。
夏休み前、元気なさそうだったから。
それでちょっと心配していた。




──でもきっと 夏休みは家族と一緒に
楽しく過ごせていたのだろう。


鉢屋三郎
今年はいつもより綺麗な気がする(笑
不破雷蔵
確かにそうだね(笑
あなた
来て、良かったな...(笑


あなた
...2人がいて良かった
鉢屋三郎
え?


帰り道、あなたの下の名前が突然変なことを言った。



あなた
ひとりで来たらちょっと寂しくってさ(笑
あなた
2人がいてくれて楽しかったなって
鉢屋三郎
そういうことか(笑

不破雷蔵
僕たちもあなたの下の名前がいて楽しかったよ( ニコッ
不破雷蔵
ね、三郎?
鉢屋三郎
あぁ(笑


あなたの下の名前がそう思ってくれてよかった。






不破雷蔵
そういえば、2人とも宿題は終わった?
鉢屋三郎
もちろん!もう夏休み後半だし
不破雷蔵
だよねだよね(笑
あなた
え、ちょっと待って!もう後半なの?!
鉢屋三郎
そりゃそうだろ
不破雷蔵
...まさか終わってないの?
あなた
す、数学の問題集が、、あと少し...(目逸
不破雷蔵
それ絶対もう少しじゃないでしょ(
あなた
...バレたか
あなた
あ、明日には絶対終わらせるし!!
鉢屋三郎
本当かな〜?
あなた
本当だってー!!

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