《あなた 視点》
そう、こさめ先輩のことだ。LIN○は一応繋いでる。会話はこさめ先輩が中学3年生だった4年前を最後に止まっている。最後の連絡は
あなた『有難う御座いました🎶こさめ先輩のお陰で優勝できました~💕』
こさめ『あなたちゃんの為なら♡よかった♡』
こさめ『いつでもまた言ってね!あなたちゃんのことLOVEだからっ!♡』
これで数年、ぷつりと途切れた会話。しかも、私はこさめ先輩に一度も家を教えたことも、招いたこともない。それなのに、何故?何故家に来れた?
やはり、こさめ先輩は…ストーカー、なのか?
そう考えるだけで背筋がゾォッと凍るように冷えた。しっかしー、こさめ先輩の事だ。何かまた仕出かす可能性はゼロ、と言い切れないのだ。
それはそれでまた問題なのだが…。💦
すると、急に“ぴろん”と通知音がなる。通知音と同時に“ブーッブー”と振動し、スマホが少し動く。📱
今度はクラスラインで、ショッピングモールで担任でも見つけたって話かー?飽きたんだが…🙄🙄🙄(
てか、そんなメール、誰が得をするんだか…。しかも、その後も振動を数回する。
嗚呼、やはり担任でも見つけて盛り上がってるんかな。おもんなー、退出してやろうかな。
そう思いながら開くと見たこともないアイコンが目に止まった。しかも、友達追加をされている。
見たことのないアイコン、名前が何個も表示される。私はとても怖くなって慌ててスマホの電源を切った。
《こさめ 視点》
そう、今こさめは悲しい現実を味わっているのだ。
何故かって?そりゃー簡単簡単簡単簡単かんたーん(
そう、最愛の愛しい天使、あなたちゃんのLIN○のQRコードを渡したのだ。うぇーん悲しい((
5人が繋ぎたいって言うから中学同じのこさめにやらせたんだよ?
お礼ぐらい欲しいんだけど…🙄🙄🙄🙄🙄(
謎の茶番が終わり、こさめは3嬉しい、7悲しい気持ちでするめいかを食べる。
あなたちゃん、今頃どーしてんだろう。何してるのかなぁ…。男子友達っているのかな。こさめのことどう思ってるんだろ…。こさめのこと好きなんかな。きっとあなたちゃんはこさめのことずーーーっと!好きだよねっ?
そう思いながらあなたちゃんとのツーショットの写真を眺める。隣に居るあなたちゃんは天使のように可愛い。
“俺らのになるんだから♡”
“待っていてね。”
“俺らのあなた…♡”













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!