第11話

❥ 🦖 𝟘𝟘𝟡 ☕ / 📣
3,920
2024/06/25 12:00 更新



   ある日夜遅く 、 私は誰も居ない店で

優雅に紅茶片手に手作りクッキーを食べていた 。



(なまえ)
あなた
うまうま



   『 ズズーン 』

突然そんな地響きが辺りに響く 。



(なまえ)
あなた
 ! 



.
── 地区に ── 怪獣 ── 生



.
周辺 ── は ── 逃げ ── 下さ ──



   耳のすぐ近くで鳴っている様に感じる怪獣警報 。

アナウンスは途切れ途切れで良く聞こえなかったが ……



(なまえ)
あなた
怪獣 …… 発生 、 か








(なまえ)
あなた
まあ良いや



   それにしても此のクッキー美味くね ? 



   流石私((



(なまえ)
あなた
うまうま



   クッキーを食べ進めて居ると

突如店の電気系統が切れた 。



(なまえ)
あなた
あ ~ 
発電施設が怪獣にやられたかな ?



   近くで怪獣の鳴き声 、 地響きがする 。 



   怪獣が外で暴れる暗闇の中 、 

一人クッキーを食べる構図ってヤバくね ?



(なまえ)
あなた
 ! 



   何かの気配を感じ 、 後ろを振り返る 。 



   その瞬間 、 店の入口が吹っ飛んだ 。 



(なまえ)
あなた
はぁ !!? 



   此方を見ていたのは 、 中型怪獣 。 



   何処となく 、 カブトムシに似ている 。 



(なまえ)
あなた
いや 、 二足歩行する巨大カブトムシって何だよ



(なまえ)
あなた
キモ



   その一言が余計だったのだろうか 。 



   カブトムシ怪獣は地面を蹴り 、 此方に向かって

跳んできた 。



(なまえ)
あなた
ヤベッ … !



   カブトムシ怪獣の 、 鋭く大きいツノが

私を捉える 。








   『殺される』








   そう思った瞬間 、 紫の太刀筋と共に

カブトムシ怪獣がばらばらに崩れた 。



   そのせいで 、 カブトムシ怪獣の血飛沫が

私に思いっきり掛かった 。



(なまえ)
あなた
うげぇ …… 



   此のエプロンお気に入りだったのに …… 



   そして 、 崩れた怪獣の向こうから

現れたのは …… 。



.
大丈夫か !? 



.
って ── 




























保科 宗四郎
保科 宗四郎
あなたちゃんやないか !!



(なまえ)
あなた
おー保科副隊長



   そこには防衛隊のスーツに身を包み 、 

テレビで見るような保科副隊長が居た 。



保科 宗四郎
保科 宗四郎
何で避難してないん !?



保科 宗四郎
保科 宗四郎
怪獣出没警報出てたやろ ! 



(なまえ)
あなた
いやぁ 、 クッキー食べてたんで



保科 宗四郎
保科 宗四郎
アホか ! 



保科 宗四郎
保科 宗四郎
命とクッキーどっちが大事なん !?



(なまえ)
あなた
保科副隊長 ! 



(なまえ)
あなた
人間 、 何時何処で死ぬか判りません ! 



(なまえ)
あなた
何時そうなっても良いように 、 
後悔の無い選択をする事が大事なんですよ !



保科 宗四郎
保科 宗四郎
此の場合の後悔しない選択は
避難する事やろ !



保科 宗四郎
保科 宗四郎
あ ~ もうめんどくさいわ ! 



   保科副隊長は忍び刀を腰にしまった 。 



   そのままずんずんと此方へ近づいて来る 。 



(なまえ)
あなた
え 、 何を ── 



   私は保科副隊長に姫抱きされた 。 












(なまえ)
あなた
 …… 




















(なまえ)
あなた
は ? 










   ℕ𝕖𝕩𝕥  ▸︎▹︎  ☆×2






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