只今保科副隊長に姫抱きされてます 。
私が何も無い空中で殴るふりをすると 、
保科副隊長は呆れた様に溜息を付いた 。
人の話聞けよ !!
私が諦めずもがいて居ると
何かぬるっとした感触が指に触れた 。
見ると 、 とろっとした何かの液体が
指先に付いている 。
私はそこで全てを理解した 。
恐らく 、 さっき被ったカブトムシ怪獣の血に
毒性があったのだろう 。
しかも 、 溶けているのは自分の服だけで
身体には全く影響が無い ……
こんなご都合展開あります ???
保科副隊長は必死で笑いをこらえている 。
本当に殴るぞ ?
そういや私さっき全身に掛かったんだった …… !
次の瞬間 、 外に出た保科副隊長は
高く “ 跳んだ ” 。
ℕ𝕖𝕩𝕥 ▸︎▹︎ ☆×2
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!