第8話

4人の決めた事
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2023/10/09 02:19
松田陣平
松田陣平
白夜。ちょっといいか?
(なまえ)
あなた
ん?いいけど…
私は何が原因で呼ばれたのか一瞬分からなかった。






〜リビング到着〜
松田陣平
松田陣平
そこに座ってくれ。
(なまえ)
あなた
うん…
私は後の3人が来るまで陣平ちゃんと一緒に待っていた。
諸伏景光
諸伏景光
お。先に来てたんだね。
降谷零
降谷零
さて…早速本題に入るぞ?
萩原研二
萩原研二
突然だけど質問。白夜は何でここに呼び出されたか分かる…?
私は萩ちゃんの質問の意味が全く分からなかった。
(なまえ)
あなた
えっと…全然分かんない…
萩原研二
萩原研二
そっか。


じゃあその理由をはっきりと言わせてもらうけど、
今日から俺達4人の傍から離れるの禁止ね?
(なまえ)
あなた
え…?
諸伏景光
諸伏景光
それから、1人でお出かけとかもダメ。
理由はもう分かるだろ?
松田陣平
松田陣平
そして、1人での単独行動もダメだな。
家の手伝いをするにも、何をするにも俺達がいないとダメってことだ。
降谷零
降谷零
そして当然の事だが…


特に俺達から逃げる事は絶対にするなよ…?
(なまえ)
あなた
それって…その約束を1つでも破ったら部屋から出るのも制限されるって事…?
私は言葉を全て理解した。

これらを一部でも破ってしまえば、前のように外に出ることを制限される。


お出かけが大好きな私にはとても嫌な事だった。
松田陣平
松田陣平
まあ、お前が俺達が今言った約束を破らなければ外に出る事は制限しねえよ?
降谷零
降谷零
ただ…俺達の傍を離れれば、お前は俺達がいないと生きていけない身体にされるだろうな。
(なまえ)
あなた
え…
私は零の言葉で背筋が凍った。




「俺達がいないと生きていけない身体にされるだろうな。」

それは薬を使うのか、それとも…



私はその後の事を考えたくなかった。
萩原研二
萩原研二
要するに、俺達の言う事だけを聞いていればいいんだ。

破ったらちょっとお仕置きしちゃうかもって言ってるだけで、怖い事じゃないから安心していいよ?
(なまえ)
あなた
ねぇ…もし破ったらどうなるの?
諸伏景光
諸伏景光
うーん…薬漬けか俺達に噛み跡を付けられるか…それとも俺達の重い愛情を白夜の身体に直接叩き込むか…今のところそれだけだね。
私はもう何も考えられなかった。



言ってることはめちゃくちゃ。そしてその挙げ句、行動を制限されて約束を破ればキツい感じのお仕置き。



もし、重い愛情を身体に直接教え込まれたら私の身体が持たないだろう。

そんなことしか考えられなかった。
松田陣平
松田陣平
んじゃ、ある程度話は終わったから部屋でゆっくりしてていいぞ〜
これで分かってしまった。


「私はこの4人を怒らせてはいけない。」




ヤンデレ化した人間は何をするか分からないから。


そうして私は心の中で怯えながら少し眠りについた。

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