第19話

十八話 二日目
77
2025/03/23 03:43 更新


「キスか、わかっ、ーーキス!?!?」


彼女の手が震えます。

ようやくキスを理解した魔理沙の顔は、あたふたしながらも勝手にこちらに向かってきます。


「あ、ちょっ、待って心の準備が」


魔理沙の顔はあなたに一直線に向かってきます。

気がつけば、とうとう唇が重なりました。


「〜、ッ」


魔理沙が真っ赤っかに顔を染め上げて、こちらを見ています。

「……○○……」

彼女は困惑しながら、しずかにあなたから遠ざかっていきます。



「自分で言うことじゃない、けど…」

ぱくぱくと口を動かして、あなたに話しかける魔理沙。


「私のことが好き、ならっ……」


あなたとは目を合わせてくれずに、目を逸らされています。


「こんな命令じゃなくて!! ちゃんと言ってくれたら嬉しかったっ゛!!!」


魔理沙の目から、涙が溢れてきました。

これは彼女の貴重なファーストキスなのです。


「わたしは、きすは、もっと、もっと、たいせつなひとと」


魔理沙はあなたのことを出口の扉へ押しつけると、涙を浮かべながら唇をゆっくりハンカチで拭きます。



心を開いていたはずなのに・・・残念ですね。




アンケート

お好きなようにご使用ください
無視をする→三十七話
84%
魔理沙を殺す→三十八話
16%
投票数: 19票

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