無事に自宅まで帰りつきまだ眠っているあなたの狐娘ちゃんの名前を揺するがまぁ起きる気配は無い。
同じマンションの住民に見られるとややこしい事になりそうだが諦めて抱っこで車から降りる。
俺の肩に頭を凭れさせたあなたの狐娘ちゃんの名前を横目に見ながらエレベーターを待っていれば嫌な予感ほど的中するもので、開いた扉には何度か顔を合わせたことのある住人が乗っており幼い子供を抱える俺を見て驚いた顔を向けてきた。
ぎこちなく会釈をして入れ替わるようにエレベーターの中へ入り何事も起こらぬうちに扉が閉まるようボタンを連打する。
あなたの狐娘ちゃんの名前の口走った言葉に硬直する俺と思わず振り返った住人、そして静かに閉まるドア。
ワンチャン通報されるか…?
などと思いながら項垂れては眠りこけているあなたの狐娘ちゃんの名前の鼻を摘んでやる。
揺すっても叩いても起きないあなたの狐娘ちゃんの名前に半ば呆れ、その後はなんとか住人に会わずに部屋まで帰り着く。
ソファーに下ろして買ってきたものの整理と食事の準備を始めればあんなに起こしても起きなかったあなたの狐娘ちゃんの名前がのそのそと傍にやってきた。
まだ寝ぼけ眼な上ぐずる子供のようにぷくと頬を膨らませたまま俺の腰にギュッと抱きついてくる。
わずらしいという感情はもちろんあるが、こうも真っ直ぐに情を向けられるというのも悪い気はせず、悪かったと短く述べて頭を撫でてやる。
基本は霊体であるあなたの狐娘ちゃんの名前は食事をせずとも死ぬことはない。
味覚はあるらしくクレープも美味しそうに食べてはいたがエネルギー源にする訳ではなくあくまで嗜好品だ。
そう線引きをして発言すればあなたの狐娘ちゃんの名前はあからさまに落ち込んだ顔をして数秒俯き、タイマーがピピピと鳴ると同時に俺の手元からカップ麺を奪い取った。
俺から奪い取ったカップ麺を抱えてにんまりと笑ったあなたの狐娘ちゃんの名前にため息をついては仕方なくもうひとつカップ麺を作ることにした。
俺が取り返そうとしないことに満足したらしく、あなたの狐娘ちゃんの名前は机について『辛麺』と書かれたカップ麺の蓋を開けた。
······▸
ロリを泣かすのが性癖なのでごめんね(´>∀<`)ゝ











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!