第6話

走れメロスパロ
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2025/12/22 10:00 更新












読みにくかったらごめんね☆
ハヤトは激怒した。必ず、かの邪智暴虐じゃちぼうぎゃくの王を除かなければならぬと決意した。ハヤトには政治がわからぬ。ハヤトは、村の笛吹きである。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明ハヤトは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此このシラクスの市にやって来た。ハヤトには父も、母も無い。女房も無い。十六の、元気な幼馴染と二人暮しだ。この幼馴染は、村の或る律気な一牧人を、近々、花婿はなむことして迎える事になっていた。結婚式も間近かなのである。ハヤトは、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。ハヤトには自称大親友があった。ヒョウである。今は此のシラクスの市で、石工をしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。歩いているうちに ハヤトは、まちの様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しい。のんきなハヤトも、だんだん不安になって来た。路で逢った若い衆をつかまえて、何かあったのか、二年まえに此の市に来たときは、夜でも皆が歌をうたって、まちは賑やかであった筈はずだが、と質問した。若い衆は首を振って答えなかった。しばらく歩いて少女に逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。少女は答えなかった。メロスは両手で少女のからだをゆすぶって質問を重ねた。少女は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。
紫崎ツバメ
紫崎ツバメ
王様ー伯爵は人を命懸けのゲームに巻き込むのよ
赤村ハヤト
赤村ハヤト
なんでだ?
紫崎ツバメ
紫崎ツバメ
ゲームが好きすぎて変態と化し、民に命懸けのスリルが欲しいよね?といいはるのよ
赤村ハヤト
赤村ハヤト
たくさん巻き込むのか?
紫崎ツバメ
紫崎ツバメ
えぇ、負けると記憶に残らないから分からないけどおそらく何千もの人が巻き込まれているわ
赤村ハヤト
赤村ハヤト
(呆れた奴だ…)
赤村ハヤト
赤村ハヤト
いやまっt…!!!
ハヤトは頭を抱えた
紫崎ツバメ
紫崎ツバメ
大丈夫?
赤村ハヤト
赤村ハヤト
ツバメ・・・
赤村ハヤト
赤村ハヤト
少し手伝ってくれるか?



















買い物を、背負ったままで、のそのそ王城にはいって行った。たちまち彼は、巡邏じゅんらの警吏に捕縛された。調べられて、ハヤトの懐中からは短剣が出て来たので、騒ぎが大きくなってしまった。ハヤトは、王の前に引き出された
伯爵
伯爵
この剣で何をするつもりだったんだい?
赤村ハヤト
赤村ハヤト
平和をもたらすためだ
伯爵
伯爵
君がかい?君は私には勝てないよ
赤村ハヤト
赤村ハヤト
嘘つくな!
赤村ハヤト
赤村ハヤト
だれにだって負けるかもしれない、誰かが勝つかもしれない!
人狼ゲームに強さは関係ないだろ!
伯爵
伯爵
そうかもしれないね
赤村ハヤト
赤村ハヤト
じゃあー
伯爵
伯爵
ただやったことのない君が言うことではないのでは?
伯爵
伯爵
言うのなら同じ舞台に立ってくれないとね
赤村ハヤト
赤村ハヤト
そういうのならしょうがない、やる気はある
赤村ハヤト
赤村ハヤト
ただ……
赤村ハヤト
赤村ハヤト
三日間だけ猶予をくれないか?
おれの幼馴染に最後の別れをしたい
伯爵
伯爵
逃した魚が帰ってくるとでも?
赤村ハヤト
赤村ハヤト
そうだ、帰ってくる
赤村ハヤト
赤村ハヤト
そこまでいうなら………
赤村ハヤト
赤村ハヤト
おれの自称大親友、灰払ヒョウがいる。
赤村ハヤト
赤村ハヤト
あいつを人質としてここに置いていく
赤村ハヤト
赤村ハヤト
そこまでに帰ってこなかったらあいつを命懸けのゲームに巻き込め
伯爵
伯爵
(友を捨てるなんて、非情な子だ)
伯爵
伯爵
(ただ、なにか企んでそうだね。それに乗るのも一興っていうものかな?)
伯爵
伯爵
願いを聞くよ。その友人を連れてくるといいよ
 友達、ヒョウは、深夜、王城に召された。熊五郎伯爵の面前で、密かにヒョウに耳打ちをした。ヒョウは無言で首肯うなずいた。友と友の間は、それでよかった。ヒョウは、その場に残された。ハヤトは、すぐに出発した。初夏、満天の星である。
 ハヤトはその夜、一睡もせず十里の路を急ぎに急いで、椿が丘村へ到着したのは、翌あくる日の午前、陽は既に高く昇って、村人たちは野に出て仕事をはじめていた。ハヤトの十六の幼馴染も、きょうは幼馴染の代りに羊群の番をしていた。よろめいて歩いて来る幼馴染の、疲労困憊こんぱいの姿を見つけて驚いた。そうして、うるさくハヤトに質問を浴びせた。
赤村ハヤト
赤村ハヤト
大丈夫だ、ウサギ
黒宮ウサギ
黒宮ウサギ
でも…ハヤト…。
赤村ハヤト
赤村ハヤト
……少しやりたいことがある
みんなを集めて事情を説明してくれ
黒宮ウサギ
黒宮ウサギ
!!まさか、ハヤト…
赤村ハヤト
赤村ハヤト
思ってる通りだよ
黒宮ウサギ
黒宮ウサギ
分かった。他の所にもいくんでしょ?私が説明しておく。
赤村ハヤト
赤村ハヤト
頼んだ、ウサギ
黒宮ウサギ
黒宮ウサギ
……無事に会おうね


























主
はい!どうでしたか?
主
長いので区切ります!
主
では!
赤村ハヤト
赤村ハヤト
お疲れ様でした!

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