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第1話

嘘でしょ…
22
2022/10/16 01:27 更新
あなた
死にたい…


私がこう思うようになったのは、つい最近では無い、
前々から私の存在について違和感を感じていた


みんなは多分、

「あなたになら何をしても許される」
「あなたなら自分が悪いことをしても怒らないだろう」
そういった感情による行動なのだろう
それがどれだけ人を苦しめるか、
知らないだろう




「相手が悪意を持って、嫌なことをする、」


これならば、皆いじめを受けているとか
ダメなことだな、と判断が着くのではないだろうか?

だが、自然と
「あの子になら何をしても許される、」
と思っていると
その行動を受けた、被害者は悪意に気づかず、
断れもしないため、精神が知らぬ間に犯されていく…


嫌なことをされている、
このことを被害者が自覚すると、精神の侵攻が益々早まる
これはいじめよりも過酷だと私は


被害者



の身になって感じた
あなた
なんで気づかなかった…?
あなた
親友にされてたから、まぁいいやで許してた…
あなた
別にいいかなって思ったから
あなた
はぁ…
死ぬ勇気もねぇな、今の私じゃあ
そんな勇気もないから、傷ついたことにさえ気づかない…
あなた
明日、飛ぼう






_翌日_

屋上にて




いつ飛ぼうかな…
死ねればいいや
ねぇ、なんでここにいるの?
あなた
あなた
紫乃?
紫乃
そうだよ、ここで何してるの?あなた
あなた
息抜きに来ただけ、
紫乃
そっか、息抜き終わったら帰ってきてよ
あなた
うん、もうちょっとしたら行くね
紫乃
分かった、じゃね
うん
〜いいね、君は優しい〜
誰の声?



まぁ、いい

飛ばないとね
あなた
Good day today
あなた
ふふww


ヒュー




耳をかすれる心地よい音




真下にただ落ちていく、やっと死ねる、







そう思った時だった







トスッ
あなた


柔らかい
まるで、ソファかベッドに落ちたみたいな感触
あなた
ベッド?
あなた
なんで?確かに下はコンクリートだったはず、
確認もしたし、間違いは無い
ならなぜ?

私はベッドの上に落ちた?


景色が違う


暗い…
飛び降りた降りた時は昼間だった








果たして一瞬で全てが変わるだろうか?
いやそんなことはありはしない




あなた
誰かいますか?






応答は無し…か




もし、誰か居て何も言えないのなら…?


それであれば怪我をしてるとして、
痛い、
こう言葉を発すれば来てくれるのではないだろうか



あなた
怪我してっから 
手当するもの欲しいんだけど
あなた
誰もいないって確認した事だし、
動いてみるか…
そう言って私は立ち上がった


それでちょっとよろけてみようと思う
あなた
あっ、
フラッ
ッ…!



誰かいるな


ポスッ
あなた
ん…?
あなた
誰ですか?
喋れないんだろうか


暗くてあまり見えない

状況を整理しよう


どこまでも続いているかのような黒い壁






私が落ちてきたのはベッドだったらしい








1人周りにいるだけか…?
誰かに見られてる感じがあるけど
多分さっき支えてくれた人だろう




もうそろそろ戻らないと怪しまれそうだな
あなた
ふっ…
ベッドは……
あなた
あっちか…?
さっきと場所が変わってない?


行ってみるか
勘違いかもしれない



座ろ
…なんか柔らかい…?
あなた
人の上にいるみたいな
そっちから来てくれるなんて…
見えないんじゃねェのか?
ただ座ったら居ただけだろう
3人?
あなた
誰?
今言っても良いけど
場所変えるぞ
はぁ…






フッ
あなた
嘘でしょ…

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