私がこう思うようになったのは、つい最近では無い、
前々から私の存在について違和感を感じていた
みんなは多分、
「あなたになら何をしても許される」
「あなたなら自分が悪いことをしても怒らないだろう」
そういった感情による行動なのだろう
それがどれだけ人を苦しめるか、
知らないだろう
「相手が悪意を持って、嫌なことをする、」
これならば、皆いじめを受けているとか
ダメなことだな、と判断が着くのではないだろうか?
だが、自然と
「あの子になら何をしても許される、」
と思っていると
その行動を受けた、被害者は悪意に気づかず、
断れもしないため、精神が知らぬ間に犯されていく…
嫌なことをされている、
このことを被害者が自覚すると、精神の侵攻が益々早まる
これはいじめよりも過酷だと私は
被害者
の身になって感じた
死ぬ勇気もねぇな、今の私じゃあ
そんな勇気もないから、傷ついたことにさえ気づかない…
_翌日_
屋上にて
いつ飛ぼうかな…
死ねればいいや
〜いいね、君は優しい〜
?
誰の声?
まぁ、いい
飛ばないとね
ヒュー
耳をかすれる心地よい音
真下にただ落ちていく、やっと死ねる、
そう思った時だった
トスッ
柔らかい
まるで、ソファかベッドに落ちたみたいな感触
なんで?確かに下はコンクリートだったはず、
確認もしたし、間違いは無い
ならなぜ?
私はベッドの上に落ちた?
景色が違う
暗い…
飛び降りた降りた時は昼間だった
果たして一瞬で全てが変わるだろうか?
いやそんなことはありはしない
応答は無し…か
もし、誰か居て何も言えないのなら…?
それであれば怪我をしてるとして、
痛い、
こう言葉を発すれば来てくれるのではないだろうか
そう言って私は立ち上がった
それでちょっとよろけてみようと思う
フラッ
誰かいるな
ポスッ
喋れないんだろうか
暗くてあまり見えない
状況を整理しよう
どこまでも続いているかのような黒い壁
私が落ちてきたのはベッドだったらしい
1人周りにいるだけか…?
誰かに見られてる感じがあるけど
多分さっき支えてくれた人だろう
もうそろそろ戻らないと怪しまれそうだな
ベッドは……
さっきと場所が変わってない?
行ってみるか
勘違いかもしれない
座ろ
…なんか柔らかい…?
人の上にいるみたいな
3人?
フッ












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!