第22話

襲撃の前触れ
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2025/05/25 05:25 更新




ドォオォォンッ
中島 敦
爆発……?
中島 敦
(…まさか!)

敦は医務室の寝具付近に置いてあッた自分の服を着ていた。

直ぐ様探偵社から出て、爆発の起きた現場へ走る。

そこでは未だ煙が立ち込めており、警官が現場検証を進めていた。

街人
皆殺しだッてよ
街人
非道い……
現場付近には沢山の野次馬が寄り、爆発について話している。

街人
軍警が言うにはマフィアの武闘派……
街人
その中でも凶暴な実働部隊、『黒蜥蜴』って奴らの仕業だッて

街人
特殊部隊なみに戦闘術を持ち、しかも恐ろしく残酷だとか?


中島 敦
マフィアの武闘派『黒蜥蜴』……
敦の顔が青く染まッていく。

その話を耳に聴き入れた敦は直ぐに思い立ッた行動に移した。

敦は近くにあッた公衆電話に入る。
敦は何処かに電話を掛ける。


プルルルルル


ピッ
樋口 一葉
何方どなたですか?
中島 敦
僕だ。

樋口 一葉
ッ 人虎…!
中島 敦
僕は探偵社を辞める。
樋口 一葉
なッ?!

中島 敦
辞めて一人で逃げる
……捕まえてみろ。
敦の眼には光が無く、覚悟の座ッた眼をしていた。


樋口 一葉
成る程​───
『だから探偵社には手を出すなと』 ・・・・・・・・・・・・・・
中島 敦
……
敦は無言だ。

ガチャッ……ツーツー


無言の末、敦は電話を切ッた。

樋口 一葉
……
樋口 一葉
『黒蜥蜴』を呼べ
樋口は電話を閉じ、近くに居た黒服に命じる。



カツ…カツカツ

敦が荷物を纏め、寮から出ていく。

国木田 独歩
国木田 独歩
こんな所におッたか小僧
お前の所為で大わらわだ
国木田は敦に仕事を任そうと、近寄る…………が、
国木田 独歩
手を貸せ、こいつを​─────

敦は国木田の横を通り過ぎる。

国木田 独歩
おい?
中島 敦
……心配、いりません
中島 敦
これでもう探偵社は安全です
敦は足を止め、国木田へ振り向き寂しそうな顔で声を掛ける。

国木田 独歩
……はぁ?
国木田は意味が分からないという顔をした。

その瞬間、敦は荷物を背負い奔り出す。

“天下のどこにもお前の居場所はありはせん!”
中島 敦
(その通りだ、
僕は……)



???
あぁ〜あ、折角忠告したのに……
寮が見えるビルの屋上に一人の少女が頬杖をついて柵に凭れかかる。
あなた
まぁ、その内解決するからいいか。
あなた
私は他の"仕事"をしようかな ヨっと

少女は柵を飛び越え、ビルから飛び降りる。

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