その後の5日間は長いようで短かった。
実家に帰ったり、病院に許可を取りに行ったり。
あとは4年ぶりの部屋の掃除とか。
することが沢山あったから。
マイクとかをつけ終えて、
ヘッドホンを付けると、
もう生放送は始まっていて、
スンミナがインタビューを受けていた。
こんなにも、思ってくれていたとは思わなかった。
ていうか、救ってもらったのは俺の方だ。
あの2年間。スンミナに、ずっと助けられてきたのは。
インタビュアーが何か言った後、
俺の前の扉が開いた。
久しぶりに見るスンミナは、
元気ってすぐ分かる。
あの時のスンミナを感じさせないくらい。
でも、雰囲気とか、周りを元気にする笑顔とかは
全然変わってなくて。
そうやってあの頃、
俺を励ましてくれたように笑うから。
小さい子を愛でるように、
それでいて髪のセットが少し崩れるくらい乱暴に
頭をなでた。
__𝐹𝑖𝑛.
これにて完結なんですが、
1話ほど続きを出そうと思っています!
読んでもいいよという方は、是非読んで頂きたいです💕














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。