第24話

高橋会
2,611
2021/01/31 10:30
いくら仲良しでも喧嘩くらいはする。

ってか喧嘩はしないけど事件は起こる。



『うわ!!』









高橋「え!!どしたん、大丈夫か!」









『ごめん、割っちゃった、、』









高橋「危ないから触んなって、」









『大丈夫だよ、ほんとごめん、』









高橋「いや、ほんまにいいから触んな」



今日は私がコップを取ろうとしたら手が滑り恭平のコップをバラバラにやってしまった。
私が数年前にプレゼントしたもので絵柄が禿げても大切にしてくれてたものだった






『ほんまごめん、、』









高橋「気にしてないから」









『ごめん、大事にしてくれたのに、泣』









高橋「何で泣いてるん、こっちが泣きたいわ」









『ほんまごめん、泣』









高橋「手切ってないか?なに飲みたかったん?」









『ううん、大丈夫』









高橋「そんなわかりやすく拗ねんといてよ、別に怒ってもないんやから」









『拗ねてないもん、泣』









高橋「拗ねてんのくらいわかるから、」




意外と私の方がしつこくしてしまっていつもにぃにを困らせてしまう。
だけど自分の意思を曲げることは苦手。




恭平「ほな、仕事行ってくるしな、怪我したらあかんしな!」









『しないよ、、!!泣』









高橋「あんたいつまで泣いてるん?」









『泣いてないもん!!泣』

















西畑「あ、おはよーあなたいるん?」









『大吾くん〜〜泣』









西畑「どしたんどしたん、何泣いてるん」









高橋「だからあなたもういいってば、」









西畑「なにがあったん?」









高橋「ほらあなた離れて、」









『にぃには何も知らん癖に、泣』









西畑「ほらほら、何言うてるん?恭平だって俺だってわからへんから、」



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