シュアside
目を開けると、そこには天使がいた。

、、っ///
俺はとっさにほっぺをつねった。
思いのほか強くつねってしまい、じんじんと痛みを感じた。
本気で夢だと思ったのに、、
それを見た天使は少しニコッと笑い俺の斜め前の席に座った。
その後は新しい学科の説明やら年間のざっくりとしたスケジュールやら、ひたすら先生の話を聞くだけの時間が続いた。
いつもだったら100%寝ているはずなのに眠気がないどころか起きていたいと思っていることに自分自身も驚いている。
けど周りを見渡しても皆同じ状況らしい。
なんでかって?
きらきらひかる銀髪が窓からのそよ風でフワフワと揺れ、たまにちらっと顔が見えるあの子にみんな釘付けなのだ。
はぁ、、話してみたいな。。。
そんなことを思っていると急にあの子がこっちを向いた。
とっさに目逸らしたけど、見てたのバレたかな、、?
ジョンハンside
斜め後ろの男の子、、かっこよかったな。。
ほっぺつねって痛そうにしてるの可愛いかったし///
ダメっ、、ハニ。。ハニは男の子と関わったらおしまいだよ、、また同じこと繰り返したいの?
けどな、、もう一度だけ、、あの子のお顔、みたいな、、、
先生が話している間、ひたすら同じことを繰り返し考えていた。
1時間目も残り5分となったとき、ついにチャンスがやってきた。
プリントを前の子から渡され、不自然に思われないように後ろの子に渡すときにチラッと彼を見た。
、、、逸らされた??
確かに今一瞬目が合ったと思ったのに、、、プイッて逸らされた。。
ハニ、嫌われちゃったかな、、、、。。
ジョシュアside
1時間目の終わりを告げるチャイムがなった。
天使と話そう!って決めたのに、、
チャイムがなったと同時にあっという間にあの子はクラスのやつらに取り囲まれ、見えなくなってしまった。
俺もその輪に入ろうかなと思っているとドア付近の女子がざわめきだし、こっちをチラチラと見てきた。
そんな会話が聞こたと思うと、1時間前に会ったばかりのクプス先輩が目の前に現れた。
俺には2種類ファンクラブがある。
1つはシュア様は誰にも渡さないとか言っている奴らのグループだ。
そして2つ目は何でこんなことを言われるようになったのか理解が出来ないのだが、
クプス先輩と俺が付き合うまでを見守ろうの会とか言ってるグループだ。
今は後者の方が騒ぎ立てている。
そう言うとクプス先輩は天使の元に駆け寄って行き、手を引いて出ていった。
ん、、?ハニ、、、。あいつらどういう関係なんだ?
𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!