あーあ、面倒くさいことになる…ヨ…
今のうちに逃げたら、なんとかなる説…
いや、ここで騒いで大事になって
近所の方々に迷惑かけたら申し訳ないし…
いやだ。嫌だ。
私は、ポートマフィアに戻りたくない。
私の居場所は…
あ、や、ヤバーイ。
後ろから、乾いた笑顔をして、
圧をかけてるー。
後ろ振り返ったらやばい。
なんて言おう?
な、なんか話さなきゃ。
何か…
やばい。顔を上げるのが怖い。
本当に怖い。
手が震えてる。
こういうの、前にもあったな。
グイッ
私は、太宰さんに腕を引っ張られながら、
必死についていった。
すると、太宰さんが立ち止まった。
太宰さんは、微熱っぽかったし、
多分、普通の歩いて、帰れる。
早く依頼を終わらせて、
太宰さんに料理を作って…
あれ、私、なんでこんなに焦ってるんだ?
いや、私は、ただ安心したいだけなんだ。
ポートマフィアに戻って欲しい
って言われたあの時から、
焦ってるんだ。
みんなに必要として欲しくて、
ただ、私がみんなのお荷物になって
みんなに嫌われるのが怖いだけなんだ。
見捨てられるのが怖いだけなんだ。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。