第9話

eight
3,185
2022/08/18 11:00 更新
私は、小さい頃から両親から、暴力を振るわれてきた。

物心ついた頃には、この両親から、逃げる術を考える日々だった。

私が逃げる為の術として、考えついた事は『両親を殺す事』だった。

その時の私の目は、一切のハイライトが無く、誰もが私の事を恐れていた。

その時、一虎に誘われて、東卍の設立メンバーに会ってなかったら、私は人殺しになってたかもしれない。
今の柚葉は、あの頃の私とそっくりだ。

境遇も、考えも…

私は、そんな事を柚葉にした大寿くんを許す訳ではない。

ただ、柚葉に人殺しになってほしくない。

これは、私のエゴだ。

でも、わかってほしい。
柴柚葉
ごめん、あたしには約束出来ない。
柚葉は、泣きそうな顔をしてそう言った。

柚葉は、八戒を守る為にそういう決断をしたんだろう。

なら、私が柚葉も八戒も助けるよ。
青葉(なまえ)
青葉あなた
柚葉、今日は三ツ谷の家に泊まりな
何故か、柚葉は驚いた顔をしていた。

それは、そうだろう。

私は今まで、『タカシ』と呼んできたのだから。

私は、東卍とは、区切りをつけた。

呼び方を変えないと、いつまでも、思い出に、縛られてしまうから。

もう、私は東卍ではない。

黒龍の幹部なんだ。
青葉(なまえ)
青葉あなた
バイバイ、柚葉


クリスマス・イブ

今日は、イヌピーも赤ねぇもココくんもそれぞれ用事があるらしい。

今年は、クリスマス・イブもクリスマスもボッチだな。

そんな訳で、私は今六本木のショッピングモールに、1人で居ます。

??
ねぇ、キミ♡暇?
うわ、何だっけ。

こいつらの名前思い出せないけど、確か六本木仕切ってる兄弟。

プリンとねるね。

えーと、はいや

じゃなくて、すみたに

じゃなくて、そう!

灰谷兄弟。

面倒くさい。逃げよ。
ヤバい。結構追ってきたけど、なんとか逃げられた。
青葉(なまえ)
青葉あなた
ハァ…ハァ…

マジでふざけんな

プリ小説オーディオドラマ