⚠️今回研磨がいつもよりもキャラ崩壊かもしれません。研磨難しい。
研磨side
おれ、今なんて言った…?なんで好きだなんて言ったんだろう。
あなたの下の名前が“私たちは友達だもんね”なんて笑って言うから、つい。
この気持ちがバレたらダメだって、隠そうと決意してたはずなのに。もう最悪だ。
自分の気持ちすら制御できないなんて、自分に呆れる。
でも、とりあえず聞こえていなくて本当に助かった。
トイレに駆け込みなんとか正気を取り戻して教室に戻った。
その頃には、教室に人が戻り始めていて、あなたの下の名前に声をかけることはできなかった。
文化祭終了後、春高予選前最後の合宿を行うことになった。
今回の合宿は祝日を含めた三日間、音駒高校単独で行われるそうだ。
授業が終わった後すぐ部活が始まった。春高間近なこともあり、普段の練習よりも集中していた。
そしてあっという間に1日が終わっていった。
今までの合宿は、他に女の子もいて1人になることはなかったけど、今回は夜に1人になるから少し怖かった。
しかし、黒尾さんのおかげで夜の学校を1人で過ごさなくてすむ。黒尾さんに感謝しながらお風呂に向かった。
結果は言うまでもなくボロボロ。ゲームは難しく、私には向いていなようだ。
その後も研磨と一緒にゲームの話で盛り上がっていたが、いつのまにか眠ってしまった。
研磨の隣はなんだか安心できる。
研磨side
文化祭後は少し気まずくて避けてしまったけど、あなたの下の名前はいつも通りに接してくれた。
そのおかげでおれも普段通りに接することができるようになってきた。
この合宿で、あなたの下の名前がおれの隣で寝ることになるなんて驚いた。
しかも、普通に寝ている。おれはこんなどきどきしているのに…。
おれの隣で安心してくれることは、嬉しさもあるが悲しさもある。
あなたの下の名前にとっておれはただの友達でしかないことを改めて実感したからだ。
あなたの下の名前に対する恋愛感情を消し、おれもあなたの下の名前を友達だと思いたいと思っていてもうまくいかない。
恋愛なんて自分がすると思っていなかったし、ましてやこんなに振り回されるなんて思いもしなかった。
あなたの下の名前と付き合いたい、あなたの下の名前におれのことを好きになってもらいたい、意識してほしい。
なんてことばかり考えながら眠りについた。
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。