当時のあなたの下の名前は自由奔放で
よく俺は振り回されていた
こんなふうになるのも日常茶飯事で
俺が怪我などをした時は決まって
あなたの下の名前の家に行っていた
この時もあなたの下の名前の家に行くことになった
これが間違いだった 。
あなたの下の名前はこう言った
けど、この後は真逆の事がおきた
つまり悪夢のような悪いこと 。
あなたの下の名前の家に着いた時だった
ドアの前に立った時、なぜかゾッとした 。
当時のあなたの下の名前は危険察知、というよりは
空気を読む というのが苦手だった
この時、俺があなたの下の名前の手を取って逃げていたら
何か、変わっていたのだろうか 。
言い合いをしていると
中から人が出てきた 。
この人だった 。
ゾッとする空気を出していたのは
その瞬間 あなたの下の名前が刺された 。
もう頭が真っ白だった
なんであなたの下の名前が刺された ?
鬼って、桃太郎ってなに ?
もう全部分からなかった
そう言って あなたの下の名前は笑った
苦しそうで、今にでも息が絶えそうな 。
あなたの下の名前のお願いを聞いたのはなぜだろう
あなたの下の名前が必死に言うからだろうか 。
この時にはもう桃太郎は居なかった
子供ならもう大丈夫と思ったのだろう 。
そんな思いを胸に
あなたの下の名前のお母さんのもとへ
走り出した 。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!