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第11話

❦ . 11
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2026/04/22 11:50 更新










 大きな宇宙船のとある一室

 窓から差し込んだ朝日で

 あなたの下の名前は目を覚ました 。




あなた
 アサヒィィィィィ!!!! 
※某ビールのCM





 おっと、思わず大声で叫んじゃったよ

 誰かに聞かれては社会的に死ぬと気付いた私は

 手遅れながらも口元を抑えた




あなた
( そういえば此処家じゃないんだった )





 全く私としたことが 、

 もしこんな所誰かに見られたら・・・()




陸奥
 あなたの下の名前!!起きちょるか!! 
あなた
 ピギャァァァァァァ!?!? 





 勢いよく開かれた扉に

 意図せず悲鳴が上がる

 こういう時「きゃっ」とか「ふぇ」とか

 言うんだろうな可愛い子って(偏見)





 ・・・待ってやめて陸奥さん

 そんな顔しないで




あなた
 えっ・・・と 、 おはようございます! 
 どうかしましたか ?





 気を取り直して

 背筋をピンと伸ばし挨拶をする

 この前は何も知らずに

 タメ使っちゃったからなぁ 。





 あれ 、 少し顔をしかめられた気がする

 そんなに五月蝿かったかな私の鳴き声




あなた
 陸奥さん・・・?? 
陸奥
 陸奥で良い 、 敬語も要らん 





 なん 、 だと 、、!?

 辰馬さんといい陸奥さんといい

 ここの人達って優しいんだなぁ




あなた
 分かったよむっちゃん! 
 それでどーしたの?? 
陸奥
 この前言っちょったじゃろ 
 遊びに行くぜよ 





 そういえば船の案内をしてもらった後

 そんな話をしていたような・・・

 今日は仕事お休みだし丁度いいや!




あなた
 そうと決まればレッツゴー!! 









 という事でやって来ました 。

 背の高い建物に囲まれている所為か

 快晴である筈なのに太陽の光が

 一切届かない空間

 地面に転がる無数の酒瓶や煙草の吸殻

 周りには何時ぞやに出会った角煮さんよりも

 目がガンギマリしてる屈強な男達





 そして私がむっちゃんに連れられて

 やってきたお店は 、

 外れかかった錆の目立つ看板に

 「武器屋」と確かに書かれていた 。




あなた
 ・・・商人ってマジで戦うの?? 
陸奥
 前も言ったじゃろ、それにあなたの下の名前は
 護身用の何かを持っちょった方がいいぜよ 





 そうは言われても何か持った所で

 一端いっぱしの可憐で儚い少女が戦える気はしないな

 なんて呟いたらむっちゃんと店主に

 物凄く冷めた目で見られた 。

 まるでフライパンの上で料理になり損ねた

 焦げカスを見つめるような 、

 既視感のある目だ 。

 飲食店でのバイト初日を思い出したよ

 田中店長元気かなぁ(遠い目)




店長
 お嬢さんら、此処はアンタらみたいな 
 カタギの人間が来るとこじゃねェよ
 分かったらとっとと帰んな
陸奥
 ほぉ、わしらがカタギに見えるか 
あなた
 実際カタギだけどね 





 むっちゃんの後に続いたが

 二人はまるで聞いちゃいない

 え、海援隊って商業組織だよね??

 これで辰馬さんとかが戦える人だったら

 私ギャップで死んじゃうよ()

 まぁ天井突き破って来る時点で

 軽く人間の領域は超えてるんだけども





 なんてあなたの下の名前が思考を飛ばしている間に

 いつの間にか店主やその周りにいた人達と

 陸奥は険悪な雰囲気になっていたが

 幸運にも現状を知らないあなたの下の名前は

 呑気にも一つの武器を手に取って見ていた





あなた
( 電流の流れるネイル・・・
  いやどういう仕組み?! )





 全く原理が分からないし 、

 こういう店だと返品とか出来なそう(偏見)

 詐欺に遭うのはごめんだと思い

 商品を棚に戻そうとすると

 値段表が視界に入ってきた




あなた
 五十円て、どこぞの駄菓子屋銭天童かよ 


















おかげ様で♡が80を、☆が30を越えました!!

たくさんのスポットライトもありがとう!!

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