このお話は1人のプレイヤーのお話
いや、プレイヤーではないかもしれない
それではさぁ
お話を始めよう
黒 異龍
はぁ、、、
黒 異龍
もう疲れたな
学校ではいじめられるし
両親は喧嘩ばかりで話なんか聞いてくれない
黒 異龍
あ、でも今日はあの日だな
今日は水曜日
唯一の仲のいい友達と遊ぶ日
黒 異龍
お邪魔します、、、
白 寝鈴
いらっしゃい!
異龍!!
黒 異龍
寝鈴ちゃん✨
白 寝鈴
さぁ!
上がって上がって!
この子は寝鈴
私を守ってくれる唯一の友達
黒 異龍
うん!
白 寝鈴
あっ!
聞いて聞いて!
白 寝鈴
バイト代でパソコン買った!
この子は両親がいない
だから1人で生活している
白 寝鈴
これでゲームできるよ!
黒 異龍
おー✨
白 寝鈴
やってみよー!
ゲーム中、、
白 寝鈴
異龍ゲーム強!!
黒 異龍
ゲームだけは好きで、、、
白 寝鈴
もう一回!
黒 異龍
いーよ!
白 寝鈴
ねぇ異龍、、、
黒 異龍
どうしたの?
白 寝鈴
私引っ越すんだ
黒 異龍
え、、、
白 寝鈴
もう、、、遊べないね
黒 異龍
いやだ、、、
黒 異龍
寝鈴がいなきゃ私はッ
白 寝鈴
じゃあさ、、、
白 寝鈴
私と暮らす?
黒 異龍
え、、、?
白 寝鈴
私についてくる?
黒 異龍
うん!
黒 異龍
こんなクソみたいな暮らし抜け出したい!
白 寝鈴
じゃあ、、、
白 寝鈴
行こっか!
黒 異龍
うん!
私は知らなかった
この選択が最悪な事態を招くことを
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第2話 事件
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!