つらつらと真顔で述べていくあなたに一年生達は現状を読めていないでいる様だ
あなたはまるで他の生徒が見えていないかのように一年生ズの所に向って行った
実は先程から様々な生徒があなたを呼んでいたのだがあなたは聞こえないふりをしている
各寮長があなたとアンブローズの前に立ちはだかった
それに続いて副寮長もの様だ
しかしあなたは何ともないというように立っている
そうあなたが唱えるとジャック・ハウルのユニーク魔法をあなたが使った
普通ならあり得ない事だが、あなたなら可能なのだ彼女のユニーク魔法宝を私によこせは相手のユニーク魔法を使う事ができるようになる魔法
彼女は不可能を可能にすると言っても過言ではない
周りが呆然としている間にあなたはアンブローズを背に乗せ走り去って行った
【交流会は再来週の月曜日から始めましょう】というメモを残して
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。