第4話

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2021/03/26 07:48
ラギー・ブッチ
ラギー・ブッチ
あなたさん、何で?
行方を眩ませてた筈じゃ…
(なまえ)
あなた
残念だったねブッチ
私はロイヤルソードアカデミー生、こちら側からしたら行方を眩ませてるようなものでしょ
まァ街でも君達に見つからないように行動してたのは認めるけどさ
つらつらと真顔で述べていくあなたに一年生達は現状を読めていないでいる様だ
(なまえ)
あなた
おや、君は…魔力の持たない一ノ瀬優くんだね!
その隣はグリムくん!
あなたはまるで他の生徒が見えていないかのように一年生ズの所に向って行った
一ノ瀬 優
一ノ瀬 優
俺の事も知ってるんですか!?
(なまえ)
あなた
だから言ってるだろう?
私は新入生の名前は全員知っていると
アズール・アーシェングロット
アズール・アーシェングロット
あなたさん!
実は先程から様々な生徒があなたを呼んでいたのだがあなたは聞こえないふりをしている
(なまえ)
あなた
嗚呼、アーシェングロット
如何したんだ?
まァ如何でもいいが
そうだアンブローズ学園長そろそろ帰りましょう
あまり時間がかかり過ぎるとイリスに首を絞められるかもしれない
アンブローズ63世
アンブローズ63世
それは大変だ
早く変えりましょう
レオナ・キングスカラー
レオナ・キングスカラー
そう簡単に返す訳ねぇだろ
ヴィル・シェーンハイト
ヴィル・シェーンハイト
それはアタシも同意ね
カリム・アルアジーム
カリム・アルアジーム
やっと見つけたんだからな!
イデア・シュラウド
イデア・シュラウド
拙者も加勢しますぞ
マレウス・ドラコニア
マレウス・ドラコニア
僕も助太刀しよう
一ノ瀬 優
一ノ瀬 優
何事?
各寮長があなたとアンブローズの前に立ちはだかった
それに続いて副寮長もの様だ
しかしあなたは何ともないというように立っている
(なまえ)
あなた
何を勘違いしているか知らないが、私は帰るんだよ
もしやその今かまえてるマジカルペンで私の行く手を阻めるとでも?
冗談は止してくれよ元級友!
う〜ん
今年の一年生のユニーク魔法も魅力的だ
私がここに来たのがアンブローズ学園長を迎えに来ただけだとでも?
トレイ・クローバー
トレイ・クローバー
まさか
(なまえ)
あなた
そうさ!そのまさか!
『そこの宝もあそこの宝もすべてが私の物となる!さぁ[宝を私によこせギブミー・ザ・トレジャー]!』
グリム
グリム
な、なんだゾ?
(なまえ)
あなた
さてと、アンブローズ学園長ハウル君のユニーク魔法を使ったら背に乗ってください
ケイト・ダイヤモンド
ケイト・ダイヤモンド
あなたくん待っ…
(なまえ)
あなた
[月夜を破る遠吠えアインリッシュ・ビースト]!
そうあなたが唱えるとジャック・ハウルのユニーク魔法をあなたが使った
普通ならあり得ない事だが、あなたなら可能なのだ彼女のユニーク魔法宝を私によこせギブミー・ザ・トレジャーは相手のユニーク魔法を使う事ができるようになる魔法
彼女は不可能を可能にすると言っても過言ではない
周りが呆然としている間にあなたはアンブローズを背に乗せ走り去って行った
【交流会は再来週の月曜日から始めましょう】というメモを残して

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