ナイトレイブンカレッジは少しギスギスとしていた
何でも100年間なかったナイトレイブンカレッジとロイヤルソードアカデミーの交流会が今年、またあるのだとか
事実、今日はナイトレイブンカレッジ学園長のディア・クロウリーとロイヤルソードアカデミー学園長のアンブローズ63世が鏡の間に居り、それと同時に寮長や副寮長などの簡単に言うと監督生と深く関わりのある人等も集まっていた
鏡の間は今までにないほどギスギスとしていた
まァ主にクロウリー含めた教師陣やナイトレイブンカレッジの生徒等が一方的にギスギスとしているだけなのだが…
このような会話が先程からグルグルとループしている
そろそろ辞めてほしいと生徒が切実に願っていたとき
鏡の間の扉がギィィッと音を立てて開いた
帽子を胸元に持っていき頭を深々と下げているその人はこの学園では浮く真っ白い服を着ていた
ロイヤルソードアカデミーの生徒なのだろうが鏡の間に何故つけたのだろうか
この生徒は鏡の間の場所など知らないだろうに案内もなしに辿り着いた
不思議に思い一年生があたりを見回すと2、3年生は何かを考えていた
アンブローズが口を開くと真っ白い人は少しずつ顔を上げ帽子を被り直した
顔を完全に上げると同時にアンブローズは彼の名を呼んだ
歩きながらアンブローズに声をかける
状況が掴めていない一年生とは別にその他の人達は驚いていた
クロウリーが初めに口を開いた
先程からあなたは生徒等を見ているがその瞳は所謂絶対零度
とても冷めたものだった

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。