第7話

目を合わせれば
708
2026/07/12 08:05 更新
流石に高校生ににゃんって言わせて
かわいい~♡
はやばいよな。

そう思ってここで頑張ってストップすることにした。
心の中でかわいい~♡はOK
口、表情に出すのはNG
理性とさっき約束してきた。

なのに
taehyun
taehyun
一緒に寝ますか…?
俺ってばここでまた目を合わせちゃった。
語尾に♡を付けないように
頑張って抑えて抑えて

でも拒むことは出来なくて

結局今、テヒョナと同じベッドの上。

静まり返った部屋で、まだ寝息は聞こえてこない。

猫がベッドにいたら誰でも撫で回すよね?
でもテヒョナが嫌がることは出来ないから。
俺は理性を試されてるんだ。

さっさと寝よう。それがいい。



taehyun
taehyun
……ひょん、
ぽつりと天井を見たまま呟く。

そしたら少しこっちに体を向けて
taehyun
taehyun
………しりとりしようよ
急なしりとりのお誘い。
beomgyu
beomgyu
…ぁ
昔を思い出した。
ヨンジュナの家に泊まりに行った時。

眠りにつくまでの間、
俺たちにとっては憂鬱で仕方ない、
あの時間をしりとりで潰してたんだっけ。
taehyun
taehyun
じゃあ僕からね、りんご
beomgyu
beomgyu
ん、、ごりら
しりとりなんて、いつぶりかな。
taehyun
taehyun
ランドセル
beomgyu
beomgyu
る、る…ルール
taehyun
taehyun
ぇずるい……る、、
テヒョナもあの頃を思い出したのか
敬語じゃなくなっていた。



beomgyu
beomgyu
く、空気
taehyun
taehyun
きりn…………ぁ、
taehyun
taehyun
んと、き……
beomgyu
beomgyu
テヒョナ?聞こえたよ?きりんって言ったね?
taehyun
taehyun
ぇ、ふ……ㅎへへっ,,
taehyun
taehyun
ばれた…?
いたずらっぽく笑ってみせるテヒョナが
可愛すぎた。可愛すぎたの。
beomgyu
beomgyu
……
beomgyu
beomgyu
ね、てひょな
だから聞いちゃった。
もしかしたら、
理性を試す必要なんてないのかも
って、思ったんだ。
beomgyu
beomgyu
テヒョナは俺に、猫扱いされるの、嫌?
もしからしたら、
taehyun
taehyun
嫌ですよ

なんて、そんなのはなかった。

''嫌じゃ、ないです……''
って言って始まる明日からの
猫飼育ライフが一瞬見えたのに。
beomgyu
beomgyu
な、なんで?
taehyun
taehyun
僕は猫じゃないからです。
beomgyu
beomgyu
ね、猫嫌いなの?
taehyun
taehyun
嫌いじゃないです、けど
taehyun
taehyun
僕は人間じゃないですか
beomgyu
beomgyu
そ、そうだけど
はい、終わり。
見えていた希望、ほんの小さい隙間が
今閉じられました。
taehyun
taehyun
でも……
ちょっと開きました。
taehyun
taehyun
ヒョンが元気ないのはもっと、嫌です
光が差し込んできました。
taehyun
taehyun
なんか、ヒョンが我慢するのも違うし……
おぉっ?
taehyun
taehyun
だから…僕のこと猫として見るのはいいけど、僕に猫っぽいこと要求するのはやめてください
taehyun
taehyun
にゃん、って言えとかは、嫌です
え……
これは、いいのか良くないのか。
一瞬分からなかったけど、良くない。

だって、テヒョナを猫として見て、
可愛がらずになんては居られないよぉ。
beomgyu
beomgyu
んー、……わかった、
まあでも、猫として見てもいいってテヒョナが言ってくれたし。

ひょんが我慢するのも違う、
テヒョナがそうやって言ったから
ちょっとさっきの理性との約束はなしで。

プリ小説オーディオドラマ