契約書が並べられた机
私の横には両親
やると言ったその日
家にいた母と仕事中の父を学校に呼び出し
みんなが授業を受ける中
会議室で契約が行われた
まっすぐ両親を見つめるシウさん
その瞳に私の両親は安心した
30手前....まぁいっか
わぁ仕事してる←
私は契約書の名を書く欄に
"あなたの名字 あなた"
と名前を書いた
これで...私の人生が決まる
契約が終了したとして、
顔、名前がバレるわけだから
普通の生活はほぼ不可能
かといって、
芸能界に関係することをするつもりもないし
ひっそり暮らそうかな
次に決めたのは合流する日
今日から練習生だが、
私は学校をやめるという選択肢はないと言った
卒業まで後、約半年
大学に行くことも決まった
これは契約を切った後、就職しやすくするため
大学は韓国
学費は事務所が持つとの事で
両親も納得し
無事に契約が結ばれた
両親は帰宅して、私は授業に戻ることにし
シウさんを駐車場まで送っていた
その時はまだ、
このデビューは2人減っても可能だったという
だけど、また2人減って...延期になって
みんなやる気を無くしてしまった
実力も元より落ちたと
シウさんは言う
私は私なりにこの期間頑張ろうと思えた
予想外の事が起こるとも知らずに...
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。