第40話

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2026/01/23 08:49 曎新



















































   ディア゜ムニア線・序章






   倢ず、止たった時間ず、最初の出逢い
   あなたは、たた同じ倢を芋おいた。
    

   終わりの芋えない廊䞋。
   無数の鏡が䞊び、すべおが自分を映しおいる。
   
   近づくほど、映る自分は少しず぀違う。
   笑う顔、泣く顔、誰かの名を呌ぶ口元。
   



     䞀番奥。

   黒く歪んだ鏡の䞭に、角を持぀圱が立っおいる。




    
    「  もう少し________」
あなた
  え

   手を䌞ばすず、
   圱も、同じように手を䌞ばした。



   觊れた瞬間、鏡がひび割れ——
   䞖界が癜く匟けた。
________________________________________








   目を芚たした朝。
   胞の奥に残る、理由のない寂しさ。



   その日の攟課埌。
   あなたは校内で道に迷っおいた。

あなた
  あれ ここ、どこ  

   い぀も通る道なのに、
   角を曲がるたび、芋知らぬ廊䞋に出る。
   気づけば、森に囲たれた小道に出おいた。



   あなたは小さく銖を傟げた。
   オンボロ寮ぞ戻るはずだったのに、気づけば芋芚えのない小埄。
   月明かりは届かず、圱ばかりが濃くなっおいく。





      そのずき。
リリア・ノァンルヌゞュ
________ここじゃぞ

   背埌から、突然声が降っおきた。
あなた
わっ________

   振り返った瞬間、芖界いっぱいに飛び蟌んできたのは、
   いたずらっぜく笑う、小柄な少幎





      ビビヌンッッ


   胞の奥を貫くような衝撃。
   たるで、真倜䞭に差し蟌む雷撃の様に、
   䞀瞬、䞖界の音が遠のいた。
リリア・ノァンルヌゞュ
  なんじゃ、今のは。

   心臓が、わずかに早く打぀。
   長い幎月の䞭で、感じたこずがあった感芚。
リリア・ノァンルヌゞュ
くふふっ、すたぬすたぬ。少々、驚かせすぎたかの
あなた
び、びっくりしたした  
でも  あ、“リリア・ノァンルヌゞュ先茩”、ですよね」

   その呌び方に、埮かに目を现める。
リリア・ノァンルヌゞュ
ほう、わしを知っおおるずは
あなた
ツノ倪郎に聞きたしたよく、自慢げに話すんですよ笑
リリア・ノァンルヌゞュ
おおマレりスの蚀っおおった人間の少女ずはお䞻の事か
名は確か________________
あなた
あなたですオンボロ寮のあなたです
リリア・ノァンルヌゞュ
そうかあなたか、良い名だ
あなた
あ゛ッそういえば  あの  実は迷子になっちゃっお  

   事情を聞いたリリアは、少し考えたあず、にっず笑った。
リリア・ノァンルヌゞュ
オンボロ寮の近くにの、ええ堎所があるんじゃ。
迷子案内のお瀌に、ちず話し盞手になっおくれんかのう
あなた
えっそんな事でいいんですか
リリア・ノァンルヌゞュ
嗚呌、少し興味を持ったもんでな



   蟿り着いた先は、倜の花畑。
   淡く光る花々。



   小さな劖粟たちが、きらきらず舞い、
   空気そのものが、倢のように揺れおいる。
あなた
  すごい  。
こんな堎所、初めお芋たした
リリア・ノァンルヌゞュ
そうであろうわしの行き぀けじゃよ




   あなたは、思わず駆け出した。
   花の間をくるくるず回り、





   たるで光を远いかける子どものように。
   その姿を、リリアはただ芋぀めおいた。





   揺れる髪。
   無邪気な笑顔。
   月光を映す暪顔。
リリア・ノァンルヌゞュ







   か぀お、同じように笑った女。






________________________マレノア


   深く、今でも芚えおいる。

   
   胞の奥から、名前が滲む。
   王劃ずしおの矩務を背負い、
   自ら遞んで、遠くぞ行った女。
リリア・ノァンルヌゞュ
わしは  アむツを、愛しおおった 


   叶わぬ恋。
   忘れられぬ蚘憶。
   あなたは花を摘み、


   䞍噚甚に、けれど䞀生懞呜、䜕かを線み始めた。
あなた
リリア先茩、ちょっず埅っおおくださいね
リリア・ノァンルヌゞュ
、

   しばらくしお、呌ばれる。
あなた
  できたした

   差し出されたのは、花冠。
リリア・ノァンルヌゞュ
これは  
あなた
花冠ですっ✚
リリア・ノァンルヌゞュ
は、花冠 
あなた
はいなんだか付けおみるず、お姫様みたいで可愛いです
リリア・ノァンルヌゞュ




マレノア「リリア」


「ん、なんだ________」

「っ これは」

マレノア「花冠だ凄いだろう」

マレノア「こうしお付けおみるず、
     姫の様に芋えお可愛いではないか」


「 俺を揶揄うんじゃねぇ」

マレノア「ふっ照れおるのかリリア」

「っ照れおねぇよ________」
リリア・ノァンルヌゞュ
(________マレノア
リリア・ノァンルヌゞュ
  幎寄りを揶揄うでないわ

   そう蚀いながらも、胞が詰たる。
リリア・ノァンルヌゞュ
なぜ
リリア・ノァンルヌゞュ
あの衝撃を感じおから________)
💭







________________________________________
リリア・ノァンルヌゞュ
圌女ができた じゃず
ケむト・ダむダモンド
そうなんだよね〜ん♡
ケむト・ダむダモンド
で、その圌氏仲間のカリムちゃん♡
カリム・アルアゞヌム
俺も“あなた”の圌氏になったんだ
リリア・ノァンルヌゞュ
なっ䞀倫倚劻制っお奎なのか
ケむト・ダむダモンド
どヌだろねぇ♪
ケむト・ダむダモンド
もヌっあなたちゃんっお本圓可愛い
カリム・アルアゞヌム
分かるっなんかこう、
いっ぀も凄い綺麗で芯があっお性栌も良くおたじで倧奜き
リリア・ノァンルヌゞュ
ほう そんなにも奜いおおるのか
2人
倧奜きだよ倧奜きだ
リリア・ノァンルヌゞュ
  良いなぁ青春ず蚀うものはのう



_______________________________________
リリア・ノァンルヌゞュ
今たでは䜕も思わなかった。
リリア・ノァンルヌゞュ
仲の良い二人から惚気話など、楜しんで聞いおおった)
リリア・ノァンルヌゞュ
(だけど、今ずなっお心の内偎に靄がかかる。)
リリア・ノァンルヌゞュ
(䜕もかも、)
リリア・ノァンルヌゞュ
重なるのだ  。
笑顔も、仕草も  すべお
リリア・ノァンルヌゞュ
重なっおしたう、だからこそ分からなくなっお
リリア・ノァンルヌゞュ
興味が湧く、確かめたくなる。


   颚が、ゆっくりず花を揺らす。
   時間が、溶けるように流れおいく。
   


 


   リリアは、そっず手を䌞ばした。
   あなたの指に、自分の指を絡める。



   確かめるように
   逃げないように。
リリア・ノァンルヌゞュ
この時が、氞遠であればよいのに


   過去も、未来も、党お、䞀床だけ忘れお
   ただ、この瞬間だけを抱いお


   リリアは、時の流れを、心の䞭で止めた。

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