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第18話

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2024/06/27 05:29










和歌山 千佳
この子達付き合ってんの?! 










何を勘違いしているんですか!
それに兄さんなんのことか分かってなくて固まってるんですけど!


もう、動いてくれよ兄さん!









詩乃
だーれが付き合ってんのよ!
和歌山 千佳
あんたたち… 。
前田 梅葉
はぁ?
矢田 流梨花
えっ、どういうこと?










違うってばぁぁ!
あ、流梨花姉さんに言ったらわかるかも。









詩乃
解決した!
詩乃
だからもう平気!!










驚いた顔で私を見つめる流梨花姉さん。
他の2人はキョトンとした顔をしていた。









矢田 流梨花
ありがとう、ごめんね。










うちの家族は謝るのが得意なの?
確かに大切なことだけど、どこにも謝る要素がないときには、お礼だけでいいの。









詩乃
がんばったのは、兄さんだから。










部屋からひょこっと、顔を出してこちらを不安そうに見ている。
それから、私たちに聞こえる声で。









米永 凪
もう大丈夫。










はっきりと、そう言った。


次の日、眩しい太陽に、起こされた。
それとプラスで、由篦の叫び声に目を開けざるおえなかった。









梶ロ 由篦
起きてぇぇ!!!!
詩乃
起きてるわよ!!
梶ロ 由篦
あはははっ!( 笑 
詩乃
おはよー!










そう言って、由篦を抱きしめる。









詩乃
さっ、ご飯食べよ!
梶ロ 由篦
うん!









部屋のドアを開け、階段を降りるとその近くには、洗濯籠を持って洗面所から出てきた李夛が。









遠藤 李夛
よぉ、寝坊やろう。
詩乃
うるっさいわ!










そんな会話を交わしてまた二階に上がっていく李夛。



きっと洗濯物の手伝いだろう。
もう朝ごはんを食べたのかと、少し感心した。









頼日 桃
おはよー!
前田 梅葉
早くご飯食べてよ。
矢田 流梨花
梅葉、お茶碗洗ってくれないかもよー!
詩乃
えっ、それはやだ!











急いで席に着く。
今日の朝ごはんは目玉焼きメインだった。


毎日のごとく美味しそうなご飯。
いや、もっと寝坊して食べれなくならなくてよかったわぁ。









詩乃
いただいまーす。
頼日 桃
あっ、詩乃、お知らせがあるんだけど。
詩乃
ん?











桃姉さんがそういうとリビングにいる兄弟が全員手を止める。


気にせずご飯を食べていても一気に視線が集まったのがわかった。









頼日 桃
詩乃さ。










そんなことを言われるとは思わず呑気に。
あぁ、このことを知らなかったら今日も本心から楽しめただろうに。






 

頼日 桃
宮城に潜入任務するってなったら、行ってくれる?










__________ 宮城 ?










 千佳ものすごい勘違いしてた( 笑
 ちなみに大体そのノリで流梨花も誤解すること
 多め( 笑


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