番組収録を終え、ホテルへ戻る。
明日の帰国に備えて荷物を整理しているであろうホソクさんの部屋の呼び鈴を押す。
ホソクさんは私を迎え入れた。
今日買ったトートバッグを出す。
そう言ってホソクさんの手にマグカップを押し付ける。
アンティークなデザインに描かれた4種類の動物。ホグワーツの校章だ。
ホソクさんの笑顔に私も嬉しくなる。
部屋に戻ってテーブルに置いたカップを見る。
さっきホソクさんにあげたのと同じものだ。
私だけの秘密。ホソクさんは知らないおそろい。
もう二度と離れないで居られますようにというおまじないみたいなものだ。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。