朝目覚めると、カーテンが全てしまっていた。
いつもならば、半分だけ開けるって決めてるんだけどな...
絶対あいつのせいだ。完璧に昨日の発言でやらかしたな。
「いつか迎えにいくから」?
はっっっっっっっっっず。
王子様気取りで何やってんだ私。本当に恥ずい。
そうだ、羞恥心のあまりゴキブリになろうと思って、カーテン全閉めしてじめじめしようと思ったんだよ、思い出した。
よし、忘れよう。気分転換だ。
あっっっぶないスマホを握りつぶすところだった。
迎えにいくはNGワード。口にしてはいけない、禁忌。
いいね?
ピンポーン
嘘だろ?まだ朝支度してないって。
私寝る時あんまパジャマ着ないんだよ。ナイトブラに短めのTシャツ、ホットパンツっていう超露出なわけ。
うん、とりあえず出ていってほしいかな。
いくら家族とはいえ男ですよ?異性ですよ?
いやー、嫌だわ。
ようやく別室へと行った変態兄貴。
とりあえず洗顔か、服どうしよ、
心読むな、あと普通に今日変態すぎるだろ。
ファンの皆様に見せてやりたいわ。本当に。
でも、今日は付き合ってもらってるわけだし。
露出は多くしないけど、ちょっとぐらいお返しもしないとね、必殺、ペアルックで行きましょ。
そう、以前無理矢理買わされたペアルックのパーカー。
白と薄めの青のおしゃれなパーカー。あのなんか名前知らないけど段々になってるやつ。
それに白のキュロット。お気に入りのやつ。
隣を歩いてもスタイル負けないか不安。現役アイドルには勝てんかな、でも負けたくはないな、あのクソ変態に。
過去編どす!!
これから結構続くよー











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。