第7話

第5話 葬儀
1,014
2020/12/30 05:10
3日後、黒子の葬儀が行われた。

葬儀には多くの人が訪れた。

誠凛の同級生や先生、バスケ部メンバー。

キセキの世代とそのチームメイト。

福田総合の灰崎や、正邦メンバー。

霧崎第一のメンバーまで来ていた。

全員が泣いていた。

それは、黒子が多くの人から愛されていたという証拠なんだろう。

黒子との別れの時間が一刻一刻と近づいていた。

全員が黒子に一言ずつ声をかけた。
赤司征十郎
赤司征十郎
黒子、、、お前とバスケできて良かったよ、、、
俺にバスケの楽しさ思い出させてくれて
ありがとう。
青峰大輝
青峰大輝
テツ、また一緒にバスケやろうって言ったじゃねーか、、、
勝ち逃げとかずるいぞ、、、
黄瀬涼太
黄瀬涼太
黒子っち〜なんで、、、なんでなんすか〜
言って欲しかったっす〜
うあああ。゚(゚´Д`゚)゚。
紫原敦
紫原敦
黒ちん、今度一緒にお菓子食べるって言ってたじゃん、、、。やっと少しだけバスケを本気でやろうって思ったのに、、、
緑間真太郎
緑間真太郎
黒子、、、次は勝つと言ったのだよ、、、リベンジしたかったのだよ、、、次は秀徳というチームで誠凛を倒すと言ったじゃないか、、、
桃井さつき
桃井さつき
ありがとうテツくん、、、大ちゃんやみんなを元に戻してくれて、、、ありがとう、、、テツくん、、、テツくんの事、大好きだったよ、、、もっともっとテツくんと一緒に居たかった、、、
赤司や緑間は静かに涙を流し、黄瀬と桃井は泣き崩れ、紫原は歯を食いしばりながら泣き、青峰は黒子の慰霊写真をじっと見つめながら涙を流した。

黒子は多くの人に見送らせながらこの世から完全に姿を消した。

プリ小説オーディオドラマ