カラスバside
…とある日。カラスバはメガ結晶が沢山集まっている所があるということでミアレの地下水道付近に来ていた…
ミアレで育ったものの、やはり迷うは迷うんやな…
その時、背後でぴちゃ、と水温がした。
後ろを振り向くと、そこには小さなヤミラミがいた。
ヤミラミは此方をチラチラと見ながら反対側へ歩いていく。
どうやら「着いてきて」と言っているようだ。
ヤミラミに着いていった所にいたのは、見た目13歳ほどの少女だった。
そう、ボロボロの服を着た少女は言う。
あまりに白い肌と、痩せこけた姿で、昔の自分を思い出す。
少女はいくつかの物を売っているらしい。
きずぐすりや、げんきのかけらなどが開いた段ボールに並んでいた。
そう手を伸ばすが、
バシッ、と払われてしまう。
だが、「サビ組」には聞き覚えがあるようだった。
嫌なんか…
けどこのまま見捨てる訳にもいかんし…、、せや
少女はカラスバの話を聞いて、ニヤ、と笑った。
そして戦いが幕を開けたーー。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。