第17話

番外編 【もしもの世界】
653
2025/05/11 09:34 更新
マーヴィカとあなたの立ち位置が逆転してます
旅人Side
私達は帰火聖夜の巡礼を見るために聖火闘技場に来た。
そして、開会式を見ていると炎と共に女の人と女性が姿を見せた。
大人の女性というのは幼く、子供よりは年上の見た目…。


灰色の長い髪をサイドテールにしてむらさきと青のオッドアイの女の人…。
もう1人は赤とオレンジの長い髪の女性…。
その人が髪に触れると燃え上がるように髪が明るくなった。
(なまえ)
あなた
実力、コンディション、運、戦術…。
強さを決める要素は多い。
しかし勝敗に偽りはない。
帰火聖夜の巡礼は【最強】を決める試練だが、諸君の成長と進化を知らしめる絶好のステージでもある。
今日の勝利は、新しい伝説の始まりとなろう。
此処に、帰火聖夜の巡礼の開幕を宣言する!
あの人が炎神…。
パイモン
パイモン
あ、彼奴が炎神か?
思ってたより幼いな…。
見た目はフリーナと同じくらいか…?
蛍
蛍
見た目はそれくらいだと思う。
でも、迫力はある。
パイモン
パイモン
カチーナは優しくて親切な仕事熱心な人って言ってたけど、一体どこからそう思ったんだろうな?
蛍
蛍
彼女と話がしたい。
パイモン
パイモン
炎神は神になる前普通の人だったって言ったよな…。
全然想像できないぜ。
どっからどう見ても普通には見えないだろ…。
あっ、見ろ!
カチーナ達が入ってきた!
パイモンはコートを指さした。
そして、応援を始めた。
パイモン
パイモン
カチーナー!
がんばれー!
そして、カチーナとムアラニは勝ち抜き、個人戦まで行った。
そして、決勝までカチーナはいった。
そして、カチーナは夜巡者の戦争に参加することになった。
(なまえ)
あなた
帰火聖夜の巡礼は何度見届けても、心が躍れるものだ。
マーヴィカはどう思う?
マーヴィカ
マーヴィカ
確かに、炎神様の言う通りだ。
仲いいのかな…。
(なまえ)
あなた
数え切れない程の犠牲を乗り越えれば、必ず炎のように燃え盛る未来をえられるのだと、君たちは信じさせてくれた。
(なまえ)
あなた
戦士達よ、これは命令であり、懇願でもある。
アビスを打ち倒し、勝利と栄光をナタにもたらしてくれ。
それから暫くして、夜巡者の戦争に行った人達が帰ってきた。
でも、カチーナは帰ってこれなかった。
そして、私達は個人的に炎神と話すことになった。
(なまえ)
あなた
緊急事態だから、さっそく本題に入る。
カチーナが、我らナタの英雄であることを疑う余地はない。
今回起きたことについては心より謝罪しよう。
その手の専門家を既に呼んでいるが…。
キィニチ
キィニチ
【不死(アナタシア)】のマーヴィカですか?
パイモン
パイモン
【不死(アナタシア)】?
キィニチ達が持ってる古名と同じ感じのものか?
チャスカ
チャスカ
大体は似てるが、それを授かったのは今までで彼女だけだ。
その時、扉が開きあの赤とオレンジの長い髪の女の人が入ってきた。
(なまえ)
あなた
マーヴィカ、どう?
マーヴィカ
マーヴィカ
ある程度は絞り込めた。
でも、詳しくは現地に行かないと無理だ。
(なまえ)
あなた
旅人たちに紹介しよう。
彼女はマーヴィカ、長年炎神の補佐をしてくれているもので、炎元素の神の目の持ち主だ。
マーヴィカ
マーヴィカ
はじめまして、マーヴィカだ。
(なまえ)
あなた
私も、スキルを使い探しては居るが難しい状況だ。
マーヴィカ
マーヴィカ
助けに行くなら、私も同行しよう。
その方が場所を絞りやすいし、何より、護りやすい。
(なまえ)
あなた
マーヴィカ、また無茶したら怒るからね?
マーヴィカ
マーヴィカ
無茶はしてないが…。
やっぱり仲いいんだ…。
その後、夜神の国に閉じ込められたとき、あなたが蹴破って助けてくれた。
(なまえ)
あなた
流石はナタの英雄達、よくやってくれた。
さぁ、戻ろう。
そして、あなたの仕事する部屋に行くとあなたのコレクションがかなり減っていた。
パイモン
パイモン
あれ?
何だか物が無くなってるような…。
(なまえ)
あなた
おかえりなさい。
体調に異常はないか、一応クイクに見てもらってほしい。
クイクに診察してもらったあと、あなたの話を聞いた。
(なまえ)
あなた
マーヴィカ、夜神の国はどうだった?
マーヴィカ
マーヴィカ
悪化の一方だ。
このままだとまずい。
(なまえ)
あなた
そう…。
君達も見ただろ?
夜神の国のあの惨状を。
率直に言おう。
ナタの滅びが目前まで迫っている。
余命は1年にも満たない。
パイモン
パイモン
はぁっ?!
カチーナ
カチーナ
えっ…う、嘘ですね?!
蛍
蛍
まさかそんな事に…。
マーヴィカ
マーヴィカ
炎神様…いや、この場では口調は崩そう。
あなたが言ってる事は事実だ。
この事を知ってるのは救国の計画に参加する一部のものだけだ。
マーヴィカ
マーヴィカ
あなたが言った余命、つまり滅びてのカウントダウンが始まったのは最近ではない。
500年前のアビスの災いから続くものだ。
パイモン
パイモン
それなら、ムアラニからも聞いたけど…。
(なまえ)
あなた
あぁ、当時全ての国がアビスの侵攻を受けていた。
ナタは元来、他国が持つような安定した堅固な地脈を有していない。
故に状況は最も深刻なの。
あれは長く、あまりにも凄惨な戦いだった。
命と文明を犠牲にし、ナタはようやく勝利をつかんだ。
(なまえ)
あなた
我々はその後、さらに数百年もの時間をかけて、アビスがもたらす厄災を払った。
今日の平和はそうして築かれた。
マーヴィカ
マーヴィカ
しかし、その勝利は表面上のものに過ぎない。
アビスの力は今と消えておらず、ただ地下へと追いやっただけだ。
カチーナ
カチーナ
そ、そうだったんだ…。
あなたとマーヴィカの説明にカチーナは納得したように言った。
(なまえ)
あなた
夜神の国の問題は一筋縄ではいかない。
なぜなら、あこそがまさにナタの地脈のような所だからな。
当時の計算で、夜神の国が完全にアビス化するまでに最大で500年かかると導き出された。
しかし、その頃には既に多くのナタ人が家と家族を失い、荒野を彷徨っていた。
彼らは勝利を信じることを放棄し、未来に目を向けることも止めてしまった。
(なまえ)
あなた
文明は消えかけ、信仰は崩れ去り、大礼の力も枯渇寸前まで追い詰められた。
このままでは、ナタを再び1つにしない限り、アビスを倒すなど夢のまた夢。
そこで、神と各部族の英雄達は長き議論の末ナタを救うための500年に渡る大規模な計画を立てたの。
ムアラニ
ムアラニ
そうだったんですね…。
カチーナちゃんと合流できたあと、私は自分ではない記憶を、見たことのない存在から受け取りました。
その中にまさに、今おっしゃった計画がありました。
どうやら私は、その計画の重要な1人に選ばれたということですね。
ムアラニ
ムアラニ
でも、1つだけ理解のできないことがあります。
どうして記憶の中で見た炎神様もあなただったのでしょうか?
パイモン
パイモン
何だって?!
炎神って人間だろ?
そんな長い時間行きれるわけ無いぞ。
ムアラニ
ムアラニ
炎神様の他にもマーヴィカも居ました。
それはどうして…。
(なまえ)
あなた
あぁ、その疑問は正しい。
人間にとって最も越えがたい壁は、時間…あるいは寿命という概念だ。
しかし、魔神であれば一部の神通力や呪いによって、その命を延ばすこともできる。
マーヴィカ
マーヴィカ
その代表例が私だな。
私は古名によって不老不死になっている。
まぁ、完璧な不老不死ではないが…。
パイモン
パイモン
古名って事は大霊が不老不死にしたのか?
マーヴィカ
マーヴィカ
いや、違う。
それすら分からない。
私が持つ【不死(アタナシア)】は前例が無い物だった。
故に計画の最終手段として選ばれた。
カチーナ
カチーナ
最終手段…?
ムアラニ
ムアラニ
その身を、聖火とする…。
(なまえ)
あなた
記憶で見たようだね…。
その手は使いたくない。
マーヴィカは私にとって古い友人で家族のような存在だ。
だから、私は500年前、私はこの命を聖火に託した。
過去に一度、死を迎えたから、再び蘇ることができる。
チャスカ
チャスカ
つまり、簡単に言うと…2度目の命ということでしょうか?
蛍
蛍
それも例の計画を進めるため?
(なまえ)
あなた
えぇ、当時、各部族が団結していたからこそ、アビスを退くことができた。
500年後のナタがアビスと戦える力を持つためには、次の炎神が各部族を復興させる必要があったの。
そして、私はマーヴィカにも頼んで部族の復興と戦力強化を頼んだ。
部族が復興すれば大霊は英雄を1人選ぶ。
それは戦争の準備ができたという事を意味する。
まさに500年前、偉大なる英雄達が私のもとに集まったときと同じように。
ムアラニ
ムアラニ
つまり、私がその英雄ってことですか?
その後もあなたは説明を続けた。
キリは悪いですがこんな感じですかね?
マーヴィカとあなたの大きな違いは不死(アタナシア)の持ち主をどうするかですね…。
マーヴィカは道具として扱い、あなたさんは人として扱った。
マーヴィカはあなたさんの望む事をせず、あなたさんはマーヴィカの望むことをした。
その他にも違いはありますが、大きな差はこれだと思います。

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