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第25話

番外編 【呪いの日と祝いの日】
363
2025/07/08 02:27 更新
その日…7月8日は私の誕生日だった。
でも、誰からも祝われることもない唯の日常。
そりゃ、化け物の誕生を祝うわけない…。
(なまえ)
あなた
今回はこだまの子の辺りの魔物を狩るか…。
その後に花翼の集の辺りも…。
シトラリ
シトラリ
全く…今日くらい休んだら?
(なまえ)
あなた
シトラリ、どうして?
シトラリ
シトラリ
今日はアナタの誕生日よ?
(なまえ)
あなた
それが何?
誕生日が特別なわけじゃない。
あ、嫌がらせが増えるって意味では特別か…。
シトラリ
シトラリ
そうじゃなくて!
もう…こっちに来て!
私はシトラリに腕を引っ張られ旅人の壺の中に来た。
パイモン
パイモン
遅いぞ、シトラリ!
シトラリ
シトラリ
あなたがなかなか来てくれなかったのよ!
オロルン
オロルン
ばあちゃん、もしかして無理やり連れてきた…?
ムアラニ
ムアラニ
だから私が行くよって言ったのに〜…。
カチーナ
カチーナ
私も、行きたかった…。
ナヒーダ
ナヒーダ
私が行ってもよかったのよ?
そこには国問わず、沢山の人が集まってた。
中にはナヒーダ様やアルベド、クレー、フリーナ、胡桃、影さんも居た。
どうして…。
ナヒーダ
ナヒーダ
あなたの誕生日を盛大にお祝いしたくて、旅人に話を持ちかけたの。
それで、あなたと仲のいい友達をたくさん呼んだのよ?
アルベド
アルベド
久しぶりだね。
クレー
クレー
クレーね、あなたちゃんにまた会えて嬉しい!
フリーナ
フリーナ
久しぶりだね!
ていうか、大切なことはちゃんと教えてほしいよ!
今回は偶然スケジュールが空いていたけどさ…。
胡桃
胡桃
あなたは自分の事話すの嫌いだもんね〜。
でも、誕生日と好き嫌いは教えて欲しいな〜。
影
同意します。
まぁ、友の誕生日ならどんな用事があっても時間を作りますけどね。
(なまえ)
あなた
みんな…。
蛍
あなた、こういうパーティーとかあんまり参加したことないと思ってサプライズで誕生日パーティーをする事にしたんだ。
フリーナ
フリーナ
ちゃんと、心も休めれるようにマーヴィカは呼んでないさ。
安心してほしい。
マーヴィカは居ない…。
なら、ほんの少しだけなら、良いかな…。
ナヴィア
ナヴィア
相棒〜誕生日ケーキ持ってきたよ〜。
蛍
ありがとう、ナヴィア。
ほらあなた、蝋燭の火を消そう。
私は流されるまま席に着き、目の前にケーキを置かれた。
ナヴィア
ナヴィア
願い事を思い浮かべながら、蝋燭の火をふーって消してね。
願い事…。
(なまえ)
あなた
(この古名呪いを私に与えた相手を知りたい…。)
ふーっと蝋燭の火を消した。
蛍
お誕生日おめでとう、あなた!
影
おめでとうございます。
シトラリ
シトラリ
おめでとう。
クレー
クレー
あなたちゃん、おめでとう〜!
フリーナ
フリーナ
おめでとう!
オロルン
オロルン
おめでとう。
チャスカ
チャスカ
誕生日、おめでとう。
ムアラニ
ムアラニ
お誕生日おめでとう〜!
カチーナ
カチーナ
お誕生日おめでとう…!
アルベド
アルベド
誕生日おめでとう。
ナヒーダ
ナヒーダ
誕生日おめでとう、私の1番のお友達。
ナヴィア
ナヴィア
おめでとう〜!
胡桃
胡桃
誕生日おめでとう〜!
(なまえ)
あなた
あ、ありがとう…。
祝われるの、慣れてないな…。
フリーナ
フリーナ
さっ、プレゼントを渡そう!
僕からはこれさ!
(なまえ)
あなた
これは?
フリーナ
フリーナ
今度フォンテーヌである歌劇のチケットさ!
歌劇…。
ナヒーダ
ナヒーダ
私からはこれ。
(なまえ)
あなた
キャンディのはいった瓶?
ナヒーダ
ナヒーダ
私のお気に入りをたくさん詰め込んだのよ。
頭を使うには甘いものが必須だからね。
影
私からはこれを。
影さんは髪紐を渡してくれた。
影
貴女の髪は長く綺麗ですが、結んでる紐がかなり古くなってたので…。
(なまえ)
あなた
気を使わせてしまってごめんなさい…。
影
気に入ってくれたなら幸いです。
神様から誕生日プレゼントか…。
嬉しいかな…。
カチーナ
カチーナ
私からはこれ!
綺麗な石なんだよ。
ムアラニ
ムアラニ
私からは青色のぷくぷくフロート!
これで何時でも流泉の衆に来て遊べるね!
(なまえ)
あなた
2人とも、ありがとう。
オロルン
オロルン
ぼくからは採れたての野菜を。
後、イファからの伝言だ。
『ちゃんと休息と食事をとってくれ』って…。
(なまえ)
あなた
まぁ、気をつける。
あと、野菜ありがとう。
シトラリ
シトラリ
私からはオススメの娯楽小説よ。
最近八重堂の新作が出たの!
(なまえ)
あなた
時間があったら読んでみるよ…。
クレー
クレー
クレーからはこれ!
新しく作ったボンボン爆弾だよ!
危なかったらこれ使ってね!
クレー、爆弾作られるのね…。
(なまえ)
あなた
ありがとう。
チャスカ
チャスカ
私はこれを。
こだまの子に来ていた璃月の商人から買ったものだが…。
あなたの目の色に似ていた。
チャスカは青色のきれいな石を渡してきた。
(なまえ)
あなた
綺麗な石…。
ありがとう。
ナヴィア
ナヴィア
私はこれ!
ヘアオイルとブラシ!
きれいな髪なんだから、手入れもしないとね?
(なまえ)
あなた
ありがとう…。
アルベド
アルベド
僕からはこれを。
アルベドさんは便箋と万年筆を渡してきた。
アルベド
アルベド
これで少なくとも手紙でやり取りはできると思ってね。
ナタとモンドは遠いから気軽に行ける距離じゃないからね。
(なまえ)
あなた
ありがとう、大切にする。
クレー
クレー
あ、それと!
これはママから!
(なまえ)
あなた
!?
アリスさんから?
アルベド
アルベド
伝言もあるよ。
『誕生日おめでとう、何時でもモンドに来てね』。
クレーから箱を受け取り、開けるとクレーの鞄についてるドドコに赤い魔女の帽子が被った感じのドドコが居た。
クレー
クレー
ドドコだ〜!
アルベド
アルベド
それはこの前の…。
アリス
アリス
『やっほ〜!
アリスさんだよ〜!』
(なまえ)
あなた
うわっ!?
ムアラニ
ムアラニ
ぬいぐるみが喋った?!
シトラリ
シトラリ
魔女の類かしら…?
アリス
アリス
『あくまでこの声は録音よ。
それからこれは、アルベド先生に預けてる通信機と繋がってるから、何時でもアルベド先生とお話できるわよ。
そして、お誕生日おめでとう。
直接お祝いできなくてごめんなさい。
また、会いに行くわね。』
ドドコは喋らなくなった。
アルベド
アルベド
これは予想外だね…。
クレー
クレー
アルベドお兄ちゃんのところに行けば何時でも、あなたちゃんと話せるってこと?
アルベド
アルベド
簡単に言ったらそうだね。
クレー
クレー
やった〜!
(なまえ)
あなた
ありがとう。
蛍
私とパイモンからはこれ。
旅人とパイモンは2枚の本?をくれた。
パイモン
パイモン
1冊はこれまで旅してきたところの綺麗な場所を写真に撮ったやつだ!
もう1冊は初代水神の御伽噺の絵本だ!
(なまえ)
あなた

エゲリア様の?
蛍
フォンテーヌの友達に聞き回って何とか手に入れたんだ。
あなた、ナヒーダとエゲリア好きみたいだから。
(なまえ)
あなた
ありがとう、旅人にパイモン…。
本当にありがとう…。
私は僅かに涙を流した。
パイモン
パイモン
えぇ?!
そ、そんなに嬉しかったのか?
(なまえ)
あなた
エゲリア様とは、会えないまま死別したから…。
できるだけ情報が欲しいってあちこちで集めてたの。
蛍
なら、璃月にいる純水精霊を紹介するよ。
パイモン
パイモン
おう!
純水精霊は水神の眷属だからな!
その日の夜は旅人の家で泊まった。
モブ
『何で生まれてきたんだ…!』
モブ
『何であんたが生きてて、あの人が亡くなったの…?!』
モブ
『あんたが死ねば良かったのに…!』
モブ
『この人殺し!』
(なまえ)
あなた
っ…!
ゆめ…か…。
やっぱり、私には休みは与えられない…。
休めば悪夢を見る…。
あんなの、何回も観るものじゃない…。
(なまえ)
あなた
夜は嫌い…でも、太陽はもっと嫌い…。
(なまえ)
あなた
夜も太陽もない所に行けないだろうか…。
まぁ…そんなところ無いだろうけど…。
影
眠れないのですか?
(なまえ)
あなた
影さん…。
えぇ、夢を見て…。
影さんは?
影
夜のお散歩です。
影さんはそう言った。
ほんの…ほんの少しなら、本音を言ってもいいよね…?
(なまえ)
あなた
影さん、私の話を聞いてくれますか…?
影
どうされました?
(なまえ)
あなた
私…もう、疲れたんです…。
誕生日は、呪いの日…。
今まで祝われることなく、嫌がらせされる日々で…。
本音を言っちゃうと、私はナタがどうなろうとかまわない…。
それに、神の目も草元素か水元素が良かった…。
影
…お疲れ様です。
稲妻は何時でもあなたを迎え入れます。
私はあなたの後ろ盾になりましょう。
困った時は私を頼ってください。
影さんは私を膝枕してくれて、そう言ってくれた。
その夜は、安心して眠れた。
影Side
影
私はあなたの後ろ盾となりましょう。
そして、あなたの休む時間をいくらでも稼ぎます。
稲妻には娯楽も揃ってます。
休暇にはちょうど良いですよ。
私は眠った彼女の頭を撫でながらそう言った。

バルバトスも引き抜く用意を始めているようですし、私も始めますか…。
影
ほんの少し、待っててください。
必ず、引き抜きますから…。

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