物凄く視線を感じる
視線を合わせるように目を向けると 、こっちを見てるあいつ
そう話しかけても俺と反対側を向いて身を伏せている
近くにいた友達は俺が話しかけると 目でっかく見開いてどっか走ってった
そう言って席を立ち 、此奴の視界に映るようしゃがむ
ほらね 、目あいてる 。
俺の意図とは真反対の言葉を投げかけられる
ほんとにイラつく 、俺が弄ばれてるみたいで気に入らない
別に褒め言葉が聞きたかった訳じゃないけど 、何か気に食わない 。
淡々とした目で俺を見て 、あっさりと俺を払う感じ 。
ジミンと全然態度ちげーじゃん 。なんで俺あいつと距離置くような扱いしてたんだろ 。
今更 、過去のこと後悔してるなんでださ 。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!