しにがみ目線
え、僕めっちゃ恥ずいこと言っちゃった感じ?
役じゃ無いとか言ったら引かれるかな…
そういうとスティーブ看守は、僕の手を取りキスを落とす
顔が熱い
スティーブ看守ってこんな積極的だったっけ…
ドレスって歩きづらいなぁ…
自然と下を向いてしまう
こんなことされて顔なんか見れない…
え、え、え、え、
いや照れるんだけど!?!?
さらっと言うところほんとに…
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スティーブ目線
いや、変なこと考えちゃダメだ…!!
リアム看守に6番は男だって言われたけど信じられないなぁ…
華やかな貴族たちが笑顔で寛いでいる
昔警備隊に居た時はずっと周りの見張させられてたっけ…笑
ほんとはメデューサ号の仕事が終わったら、看守は辞めるつもりだったんだけどなぁ…
まったく…
誰のせいでこうなったんだか…
俺は貴族として舞踏会に参加しているから、
看守だと気づかれたら6番の命も危ない…
極力目立たないようにしないと…
まぁ、せっかくの舞踏会だしなぁ…
ずっと姿を現さなかったゴルゴンが今現れる確率なんて低いだろうし…
なにより、楽しそうな6番は可愛いからな…
これじゃカップルじゃなくて親子だな…
危ない…番号で呼ぶのは怪しまれる…
しにがみって呼ぶのもなぁ……
ふとステージを見ると、リアナが周りをキョロキョロ見ていた
あれ、なんかリアナ困ってる…?
ステージから近いし、6番は常に俺の視野に入ってるから、狙われても大丈夫なはず…
よし、リアナのところ行ってこよう
俺とリアナが話している時
2階にとあるものが見えた
俺とリアナが見上げる先には銃を持った看守が居た
あの看守は、確か新人…
リアナが無線で知らせる
バンッ
銃声が鳴った
誰だ、誰が撃たれた?
リアナの目線の先には
俺はすぐ駆けつける
6番の紫色のドレスは真っ赤に染まっていた
リアム看守がもう来ていた
すぐ駆けつけてくれたのか
頭が回らない…
俺が離れたばかりに、6番が…
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リアナ目線
撃ったのはここ最近就いた新人看守
あ、そうだ、さっき、6番が…
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!