なんだよこいつ!!!ウザすぎる!!!「社会人にもなって男性経験ないの草w」って遠回しに言ってるよな??学生時代に告白されたことあるし!!...い、一回だけ....
心が読めてるかと疑う程さらりと言うRed...なんちゃらさん。怖い。
ここもアンティーク調の大きな扉で、すごく圧を感じる。中はどうなっているのだろうか?
ギィィ...と人によっては嫌な音を立てながら扉が開く。
その扉の先にあるのは、予想できないほど大きく、豪華な食堂だった。
ものすごく大きくて縦長な机。すごく高そうなシャンデリアが所々に付いている。窓は一般の家より倍多くて、縁が金色に輝いている。奥にある部屋は、扉についている金色のプレートに「調理室」の文字がくっきりと彫られている。
この非常識人が怖がるほどなのか...絶対遅刻はしたくない。
....総統って国のトップのことじゃない...?確かに組長はヤクザっぽいけど....
(喧嘩売りに行ってみる?)はやばいだろ。組長ぞ?聞いたことある?「組長に喧嘩売るぜww」って。少なくとも私は聞いたことないね!!
こいつマジで自分勝手すぎるー!!
Blackさんから渡されたのは、丈が太ももまであって、スケベな大人向けの高い黒い服だった。
...こういうのはスタイルが良くて美人な人が着るんですよ。
「確かに!」じゃねえよ。若干引いてたじゃん。Blackさんのこと止めてよ。
「着るか試着する以外の選択肢ないぞ。」とBlackさんが私に目で伝えてきている。最悪だ。
なんやかんやで楽しく?会話していると、予期せぬ最悪な事態が起きてしまった。
そう、私が困っていた時に助けてくれたローズ色の彼、Jelqerさんにこの姿を見られてしまったのだ。
Jelqerさんが顔を真っ赤に染め、扉を勢いよく閉める。
急展開すぎて頭が回らない...
どんだけ脱がせたくないんだよ。こっちはあの中で数少ない優しそうな人にこの姿を見られて切腹したいほど恥ずかしいんだぞ(泣)
White視点
今日は散々だった。
あなたとかいう女が来たせいで俺のテンションは下がるばかり。
俺がそいつを嫌う理由?たくさんあるよ。
その一、Blackと馴れ馴れしくしすぎ。
俺はBlackにタメ語で話すだけでも一年はかかった。
なのに、あいつは出会って一日でタメ語で話せてる。それが気に食わない。
その二、俺より実力がありそうだから。
俺は見れば分かる。そいつがどんだけ強いのか。
あいつは見た目よりずっと強そうで...
....って、これあなたのこと褒めてるのか...?
ああ!!もうイライラする!!クソッタレ!!
俺の舌打ちが静かな廊下によく響いた。
明日もこのイライラは続くのだろう、そう思った時だった。
「止まってくださいよ!!!」
今だけは一番聞きたくない声が聞こえたのだ。
あれ、あなたおしゃれしてる...?
服、声、表情。今改めて見るとすっごい俺の好みだ。
いやいやいや!!こいつのことなんか絶対好きにならない!!
けど可愛い....
じゃなくて!!さっきまで嫌いだったよな!?俺!?弱々しい声&困り顔が心にクリーンヒットしたわけじゃ...ない...よな?
そんなにチョロい男なのか!?俺!?
あぁなんか可愛い撫でたい...
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!