第24話

23話
776
2023/08/29 02:22 更新



図書室
デュース・スペード
クローバー先輩
トレイ・クローバー
お前たち…
デュース・スペード
図書室で待ち伏せしていれば会えると思ってました
エース・トラッポラ
オレたち、やっぱ寮長のやり方に納得いかねーんだけど
トレイ・クローバー
…だろうな
エース・トラッポラ
アンタは実際どう思ってんの?
エース・トラッポラ
小さい頃からペコペコしてていいわけ?
トレイ・クローバー
誰から聞いた
デュース・スペード
チェーニャというやつに聞きました
トレイ・クローバー
チェーニャか…あいつなら知ってるな
グリム
なんでオマエの方が年上なのに言わねーんだ!
トレイ・クローバー
必要があればそうするさ
トレイ・クローバー
でも…
あなた
はっ
あなた
必要があれば?笑わせんな
あなた
俺がここに来て数週間、何回必要な時があったよ
あなた
そん時テメーは何してた
あなた
何が「必要があればするさ」だ
あなた
全部必要な時見落としてんじゃねーか
トレイ・クローバー
そうかもしれない
トレイ・クローバー
でも俺にはリドルを叱ることは出来ない
あなた
あーそー
あなた
じゃあそのままボケーっと見てれば?
あなた
孤立して孤独な人生を送るリドルをよ!
トレイ・クローバー
トレイ・クローバー
お前だってリドルに何があったか知らないだろ
トレイ・クローバー
知らないからそんなことが言えるんだ
あなた
知ってるさ
あなた
全部
トレイ・クローバー
は?
トレイ・クローバー
どこで、誰に…
あなた
イグニハイドとディアソムニアに情報を集めてもらった
あなた
あとは愛梨に視てきてもらったんだよ
トレイ・クローバー
愛梨に?
愛梨
ウチはこの世界でいうゴースト
愛梨
つまり他人の体に憑依することが出来る
愛梨
だからリドルが眠ってる時に頭の中に入らせてもらった
トレイ・クローバー
トレイ・クローバー
なら分かるだろ、リドルがどれだけ辛い人生を送ってきたのか
あなた
あれが辛い?
あなた
全然マシな人生送ってんじゃん
あなた
俺よかまともな生活出来てると思うぜ?
あなた
確かにリドルの母親は縛りが強すぎる
あなた
それを「可哀想」って思うくらいなら助けてやればよかったんだ、お前が
トレイ・クローバー
俺が?
あなた
リドルにとって心安らぐ場所がどこだったか
あなた
心を許せる人は誰だったか
あなた
それを思い出してやれよ
あなた
リドルは純粋で真っ直ぐな性格だ
あなた
だから母親の影響をあんなに受けた
あなた
そうならない為にお前がリドルに寄り添ってやれば、今みたいなリドルは出来なかった
トレイ・クローバー
エース・トラッポラ
オレもあなたの下の名前(カタカナ)から話は聞いた
エース・トラッポラ
オレはリドル寮長じゃなくて叱れなかったアンタが悪いと思うぜ
デュース・スペード
だから僕達の考えが間違ってなかったと証明するためにローズハート寮長と決闘することにしました
トレイ・クローバー
は!?
トレイ・クローバー
本気か!?
デュース・スペード
はい
あなた
話はもうつけてある
あなた
その時お前がどうするかは自分で考えろ
トレイ・クローバー








あなた
セベクおまたせー
セベク・ジグボルト
いや、僕も来たばっかだ
あなた
だからときめく言葉やめて…
セベク・ジグボルト
あなた
ごめん、気にしないで
あなた
それよりこの本読むの手伝ってくれない?
セベク・ジグボルト
任せろ
セベク・ジグボルト
〜ーーー〜ー。ここまでは読めるな?
あなた
次の文のこの文字なんて読むの?
セベク・ジグボルト
これは"統率者"だな
あなた
統率者…
セベク・ジグボルト
昔リリア様に教えてもらったのだがこの統率者には意味があるらしい
あなた
え?他の人はないと思ってるってこと?
セベク・ジグボルト
この本はハートの女王についての本だ
セベク・ジグボルト
中を読むとこの"統率者"とはハートの女王ではない者を指していることになる
あなた
??
セベク・ジグボルト
ここを見ろ

不思議の国の統率者、法律に意見を述べられる者
あなた
あ、そうゆうことか
セベク・ジグボルト
わかったか
あなた
普通のやつらは法律が変えられるってことと思ってハートの女王が統率者って書いてあるって思うけど
あなた
ハートの女王の法律はハートの女王が作ったものだからそれに対して不満は出ないはず
あなた
なのに意見する者って書いてあるってことはこの統率者はハートの女王と同等の立場、もしくは上の立場の人間
セベク・ジグボルト
そう、リリア様は少なくともそう考えている
セベク・ジグボルト
しかも奇妙なことにグレート・セブンの伝記には共通して"統率者"が必ず書かれている
セベク・ジグボルト
統率者はグレート・セブンに含まれていないということだ
あなた
そこまで凄い人物の可能性があるのにその統率者に関する情報がない…
セベク・ジグボルト
だから妖精族の中では本当は7人ではなく8人だったのではないかと言われているんだ
あなた
あなた
もしかしたら何かヒントになるかもしれない
セベク・ジグボルト
その可能性はあると思うぞ
あなた
よし、とりあえずこの本は寮で読むよ
セベク・ジグボルト
なら僕は他にも本がないか探してみる
あなた
頼む
あなた
それと準備が整ったから明後日くらいに稽古をつけようと思うんだけど予定入ってる?
セベク・ジグボルト
いや、その日はない
あなた
じゃあオンボロ寮に来て
あなた
それと食べ物も
セベク・ジグボルト
食べ物?
あなた
多分すぐ腹減るから
セベク・ジグボルト
わかった
セベク・ジグボルト
あなたの下の名前(カタカナ)は明日予定があるのか?
あなた
まぁ、知り合いの予定だけどね
セベク・ジグボルト
そうか、怪我はしないように気をつけるんだな
あなた
はーい








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