夏目視点
なんとか間に合ったみたいで安心したな…ナフィネスのお陰だが
そりゃ、さっき1人で派手に技をぶっ放してたんだ…そりゃ体力も消耗してるだろうな
…気合い入れるか
俺は、雷をエビルへと放った
そこからは、攻防を重ねるだけの戦いだった
俺が攻め、祐樹さんが俺をサポートしつつ防御もしてくれる、…サポートに徹するってなんですかって話だが置いておこう…(
これでも戦闘経験はよく積んでる方だとは思っていたが、この人がいなきゃ多分タヒんでる場面も多い…力不足も否めない感じだった
時折突いてくる悪態にも返せる余裕はある…いや、
そうでもしないと、隙は生み出せないからな
祐樹さんが広範囲に炎を振り撒く、でもそれは勿論…
此奴に効くわけもない…けど、
炎が消えた先には、魔法陣を構えたぺるくんと、それを支えるせぶーんさん、ニグさんの2人、…正確には、3人で構えてるって言った方が正しいかもだが
闇側を経験した俺らだからこそわかる力の強さに2人して戦慄しつつ、炎と雷の鎖を作り、それで奴を縛った
珍しく焦った顔をするエビルに向け、魔法陣が輝くのが見えた
眩い光が、エビルへと放たれた
俺たちは、技を放つ直前にナフィネスの力で3人の元に移動していた
ナフィネスの言いたいことはわかる、これでもただの"削り"に過ぎない
相変わらずしぶとい其奴は、立っていた












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!