りうら視点
ある日、呼び出されたと思えば…3人の任命式への1招待だったらしい
これから、会える時間も少なくなるだろうけど…お互い頑張ろうね
りうら達は一年生だけど、ないくん達は3年生…大変だろうな
…一年、あっという間なんだな
寂しく、なるよな…
それから数日後、3人に進路を聞くと…まろは海外に進学、アニキは音楽の道を、ないくんは法学部に進むことになったらしい
父さん達に差し入れをしようとすると、少し取り込み中だったみたい、
りうらは書き置きをして、その場を後にした
それぞれの道を辿るんだろうなって思うと、悲しくなる
けど、進まなきゃいけないことがあるのは、理解してる
その時まで…りうら達は思い出を作るだけだから
…その時まで…
急に後ろから来た…
…仕方ないなぁ…
時間は、まだあるし…今生の別れじゃ、ないもんね
空は何処までも広がっていて、光も闇もある
そこに境界はなく、繋がっている
だからこそ…道が違っても、出会うことはできるのだろう
それがどんな形だとしても












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!