R18あり
S気味な攻め.ノンケ受け
ラビホー
テオside
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俺は今何故かじんたんに押し倒されている。
スカイハウスで撮影が終わったところ…。
しかも今日に限ってスカイチームのメンバーは全員出掛けている。
なんでこんなことになってるかって、?
それは俺が聞きたい。
俺はもちろん女の子が好きだし、じんたんだってそうだと思っていた。
…でも違かったみたい。じんたんは"男"の俺が好きだったんだ。
しかも今日のじんたんはいつもと違う。雄の目をしている。いつも可愛い可愛いって言われてるじんたんとは比べ物にならないほどに、。
俺が必死に思考回路を働かせていると、頭の上からいつもよりも低いじんたんの声が聞こえた。
予想してなかった声が聞こえたから、つい変な声が出てしまった。
あぁ、そっか。思い出した。
事の発端は動画撮影中の何気ない会話だった。
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その瞬間、じんたんに押し倒されたんだ。
甘く優しいキスから、深いキスへ変わっていく。
女の子が好きなはずだし、じんたんは相方なのに、
何故か嫌ではなかった。
その声と同時にズボンを脱がされた。
俺の俺を優しくなぞってくる。
じんたんが触るのをやめた。
じんたんが立ち上がり、部屋に戻ろうとした。
何で言っちゃったんだろう。
俺、女の子が好きなんじゃなかったっけ…?
甘いキスをしながら、俺のものを触ってくる。
そう耳元で囁かれ、俺はイってしまった。
荒い息を整えていると、じんたんのものが中に入ってきた。
俺たちしかいないスカイハウスには、
卑猥な音と、俺らしくない甘い声だけが響く。
俺たちは同時に果てた。
何故か俺は謝られる度に心がもやもやした。
女の子が好きなはずなのに、さっきのじんたんをかっこいいと思ってしまったし、嫌じゃなかった。
それにこの泣き顔を守ってあげるのは俺がいい。
あぁ、そっか俺、自分の気持ちに嘘ついてたんだ。
じんたんが好きで好きでたまらなかったけど、両思いになるなんてありえないって、女の子を好きなふりしてたんだ。
気付いたら泣いているじんたんを抱きしめていた。
優しく包み込むようなキスを落とした。
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こととろ様リクエスト
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。